441A 東証グロース(情報・通信)
NE
企業情報
事業内容(レポートから抜粋)
EC事業者向けに受注管理、在庫管理等を自動化・一元化するサービスを提供
NEは、インターネット通販を行うEC事業者向けに、受注処理、出荷業務、在庫管理等を自動化し、複数のECモール等へ出店している店舗の受注や在庫等の一元管理を行うクラウドサービス「ネクストエンジン」の提供を主力事業としている。また、EC事業者向けのコンサルティング、地方自治体向けのふるさと納税支援サービス、伝統工芸品のEC販売等を行っている。
NEは、スマートフォンアクセサリーやコスメティクス等をインターネットで販売するHamee(3134東証スタンダード)のプラットフォーム事業を承継することを目的に、Hameeの100%子会社として22年5月に設立された。25年11月に、Hameeが保有する同社の株式をHamee株主に現物配当するスピンオフにより東証グロース市場に上場した。
NEの事業セグメントは、ネクストエンジン事業、コンサルティング事業、ふるさと納税支援サービスと伝統工芸品のEC販売を行うロカルコ事業からなる。26/4期の売上高構成比は、ネクストエンジン事業が77.3%、コンサルティング事業が13.4%、ロカルコ事業が9.2%であった。
<ネクストエンジン事業>
ネクストエンジンは、EC事業者の、注文の受付から、常に最新の在庫数を把握するための在庫連携、出荷業務までの一連の処理を自動化するシステムである。特に自社サイトや、楽天市場、Amazon等のECモールへの出店等、複数の店舗運営を行っているEC事業者に対して、各店舗の注文を一括管理したり、各店舗での在庫を同期させたりする機能があり、複数店舗を持つEC事業者から支持されている。
ネクストエンジンは26/4期末で6,764社、56,891店が利用しており、26/4期の利用店舗の取引総額であるGMVは1兆3,515億円であった。
ネクストエンジンのサービスは、メイン機能(標準機能)とアプリケーション(拡張機能、以下、アプリ)、及びネクストエンジンオーダーメイド(以下、オーダーメイド)から成る。メイン機能は標準的な機能がワンパッケージで搭載されており、アプリはPOS機能との連携や売上情報の分析等、企業毎の店舗管理や運営に合わせるためのオプションである。オーダーメイドは顧客の基幹システムとの連携等、顧客毎に受託開発されたアプリである。
26/4期のネクストエンジンのARPU(メイン機能料金、アプリ売上、オーダーメイド売上等のネクストエンジン関連の月次売上高を月末契約社数で除した数値)の年度平均は、39,061円であった。
<コンサルティング事業>
コンサルティング事業では、EC事業者の売上高拡大に結びつく業務改善コンサルティングや、ネクストエンジンを使ったEC運営代行サービス、広告運営代行サービス等を提供している。業務改善コンサルティングについては、主に自社のコンサルタントが対応し、EC運営代行サービス等は外部のパートナーに委託している。
<ロカルコ事業>
1)ふるさと納税支援サービス
ふるさと納税支援サービスでは、地方自治体からふるさと納税の業務を受託し、地方自治体への寄附金額に連動した収益を得ている。NEはネクストエンジンをカスタマイズし、ふるさと納税サイトからの寄附受付から、返礼品の在庫確認出荷指示等の一元管理を行う他、SEO対策支援やメールマガジン運用支援等を行っている。返礼品の発送手配やふるさと納税ページの更新、コールセンター業務等は、外部の事業者に委託している。
2)伝統工芸品のEC販売
24年4月にリアルジャパンプロジェクト(東京都渋谷区)から、日本の伝統工芸品の国内EC事業(リテール事業)を譲受したことから開始した業務である。日本全国の伝統工芸品を製作する職人等から作品を仕入れ、自社サイトや楽天市場、Amazon等のECモール店舗での販売を行っている。
(2026年6月23日時点)



