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618A 東証グロース(サービス業)

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KOMPEITO

新規上場会社紹介レポート

(公開日 2026.09.18)

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概要(レポートから抜粋)

KOMPEITOは、設置型健康社食サービス「OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)」を主力とする福利厚生サービス事業を展開している。野菜や果物、惣菜等を職場に常備し、食事の栄養が偏りがちな従業員が健康的な食事を手軽に選べる環境を提供する点から、「健康社食」と称している。全国の事業所へ冷蔵・冷凍食品を定期的に届け、社員食堂を設けにくい企業にも、手軽に利用できる食事環境を提供している。

KOMPEITOは12年9月に農産物の新たな流通経路をつくることを目的に設立された。生産者と消費者を結ぶ直売ECや青果店の運営を経て、14年4月に「OFFICE DE YASAI」の提供を開始した。18年7月には冷凍食品のラインナップを追加し、24年以降は米国事業、乳製品宅配事業、高齢者向け配食事業へ事業領域を広げている。

報告セグメントは「福利厚生サービス事業」の単一セグメントである。25/8期の売上高構成比は、主力のOFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)オフィスでやさい事業が95.4%、その他事業が1.8%、連結子会社が2.8%であった。OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)事業では、顧客の獲得から導入後の支援までを行うとともに、商品の企画、委託製造、仕分け、配送までの流れを一体で管理している。

OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)は、顧客企業の職場に専用の冷蔵庫・冷凍庫を設置し、従業員が好きな時間に食品を購入できるサービスである。冷蔵食品を扱う「オフィスでやさい」では、サラダ、カットフルーツ、総菜、軽食などを提供する。冷凍食品を扱う「オフィスでごはん」では、弁当、主菜、パスタなど、食事としての満足感を重視した商品を提供している。26年5月末時点の品揃えは両ラインナップ合計で約160品であり、会社負担がある場合には従業員は1品100円から購入できる。設置場所と電源があれば導入できるため、社員食堂を設けにくい小規模な事業所にも対応している。

顧客獲得では、地方銀行等の地域金融機関や事業会社などの営業連携先から見込み顧客の紹介を受け、全国に配置した同社の営業担当者が提案して契約を獲得している。また、オンライン広告で集客し、オンライン商談で受注する経路も設けている。

KOMPEITOの収入は、顧客企業からの月額利用料と購入された商品の代金で構成されている。顧客企業が福利厚生の一環で食費の補助を行うことで、従業員は商品を低価格で購入できる。2カ月間のトライアル契約を結び、その後に1年間の本契約へ移行するため、継続的な収入が見込まれる。同社は月額利用料と商品代金をもとにARRを算出しており、26年5月末時点のARRは89.2億円に達している。

商品については、KOMPEITOが企画し、製造ノウハウや品質管理手法を共有した連携工場に製造を委託する。完成した商品は連携倉庫で仕分けし、宅配便または自社グループの配送網を使って全国の顧客企業へ届けている。同社は倉庫設備への投資に加え、ピッキングや搬出入時間の管理を支援している。自社配送では専用アプリによって作業手順を標準化し、配送時に顧客の利用状況を把握している。

その他事業として、無人販売機「SALAD STAND」、商品サンプリングや広告配信を行う「OFFICE DE MEDIA」、専用決済アプリ「YASAI PAY」を展開している。

連結子会社には、米国ロサンゼルスでオフィス向け冷凍食品サービス「Lumeal」を運営するKOMPEITO USA Inc.、乳製品宅配とOFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)の一部配送を担うODYデリバリーズ、岡山県で高齢者宅や介護施設向けに配食サービスを提供する優食がある。

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