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4492 東証スタンダード(情報・通信)

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ゼネテック

アップデートレポート

(公開日 2022.08.05)

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GENETEC(4492 TSE Standard)

概要(レポートから抜粋)

◆ 組込みシステムの設計開発サービスやCADソフト等を提供
・ゼネテック(以下、同社)は、主として製造業の顧客に、組込みシステムの設計開発サービス(デジタルソリューション事業)や、CADソフト等の販売と関連サービス(エンジニアリングソリューション事業)を提供している。
・15年に開始した災害時位置情報自動通知サービス「ココダヨ」(ココダヨ事業)のセグメント損益は、21/3期に黒字に転換し、22/3期における同事業のセグメント利益構成比は16.5%となった。

◆ 22年3月期決算は15%増収、25%営業減益
・22/3期決算は、前期比14.8%増収、25.2%営業減益であった。企業ブランディングを目的とした広告宣伝費の戦略的な支出等により、管理部門の費用である調整額が大幅に増加し、営業利益は前期比64百万円の減益となったものの、3事業のセグメント利益合計は同235百万円の増益であり、経営実態としては良好であった。

◆ 23年3月期の会社計画は27%増収、42%営業増益
・23/3期について同社は、戦略投資効果の発現と3事業における売上高の拡大等により、27.3%増収、42.0%営業増益を見込んでいる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、22/3期実績や同社の施策を踏まえて23/3期の予想を見直し、売上高を5,244百万円→5,699百万円(前期比21.7%増)に増額したものの、調整額の増額により、営業利益を290百万円→254百万円(同33.8%増)に減額した。

◆ 3事業の需要の拡大等を見込み、中期的にも増益継続を予想
・当センターは22/3期実績と同社の施策を踏まえ、24/3期予想についても、売上高を増額する一方、調整額の想定の引上げにより、営業利益をやや減額した。
・前期比では、3事業の需要の拡大や調整額の増加率の鈍化等により、24/3期は10.0%増収、26.3%営業増益、25/3期は7.0%増収、17.7%営業増益と予想した。

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