Axelspace Holdings(402A TSE Growth)
概要(レポートから抜粋)
7月14日に公表された26/5期決算は、売上高2,508百万円(前期比58.1%増)、営業損失3,822百万円(前期は2,495百万円の損失)、経常損失3,712百万円(同1,824百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失4,057百万円(同1,950百万円の損失)であった。4月14日に公表された修正業績予想に沿った業績となった。
25年8月の上場時計画では、AxelLiner事業の売上高は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の「経済安全保障重要技術育成プログラム」(以下、Kプログラム)とAL Laboの民間企業向け売上による増加、AxelGlobe事業の売上高は、国内外でのサービス利用、防衛省プロジェクトによる増加を見込んでいた。研究開発費はGRUS-3の7機と28/5期打上げ予定の高分解能衛星3機の開発費用により大幅な増加を見込んでいた。
4月の修正計画では、AxelLiner事業のKプログラムの大型部材の納入の期ずれ、AxelGlobe事業の一部海外案件の組成中止等で売上高が大幅に下方修正された。一方で、履行義務の進捗度に応じて原価比例法で売上高が計上されるKプログラムの売上原価減少、販売費及び一般管理費の抑制等により、利益予想はほぼ上場時計画並みとしていた。
26/5期は、売上高が増加した一方で、営業利益段階では研究開発費が25/5期の1,338百万円から26/5期は2,673百万円に増加、人件費や採用費等が増加したこと、経常利益段階では上記に加え、補助金収入が25/5期の735百万円から26/5期は487百万円に減少したこと等により損失額は増加した。
AxelLiner事業の売上高は、上場時の計画からは下方修正されたもののKプログラムの売上高が増加し、1,522百万円(前期比14.8%増)となった。経常利益ベースのセグメント利益は、汎用バスシステムの実証衛星であるGRUS-3?の打上費用等の研究開発費の増加とNEDOからの補助金減少等により、277百万円の損失(前期は119百万円の利益)となった。
AxelGlobe事業の売上高は、防衛省プロジェクトが2カ月分寄与し、986百万円(前期比3.8倍)と大幅に増加した。セグメント利益は、26年7月に打上げたGRUS-3の開発費や、今後打上げを予定する地上分解能50cm未満の高分解能衛星の開発費等の研究開発費増加により1,595百万円の損失(前期は942百万円の損失)となった。
26/5期末の補助金を含む受注残高は、53,375百万円(前期末比4.7倍)となった。AxelLiner事業の受注残高は、Kプログラムを中心とする政府系案件の進捗により10,313百万円(同8.9%減)と減少したが、AxelGlobe事業の受注残高が防衛省プロジェクトの受注により43,074百万円(同323.9倍)と大幅に増加した。
27/5期の会社計画は、売上高9,000百万円(前期比3.6倍)、営業損失800百万円(前期は3,822百万円の損失)、経常損失150百万円(同3,712百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失240百万円(同4,057百万円の損失)である。
売上高に営業外収益の補助金1,210百万円を加えた総収入は10,210百万円(前期比3.4倍)の計画である。研究開発費はほぼ前期並みを想定しており、防衛省プロジェクトの売上高増加、補助金収入の増加等により、各段階の損失額の大幅な縮小を見込んでいる。
AxelLiner事業の売上高は2,920百万円(前期比91.9%増)の計画である。NEDOのKプログラムと、AL Lab利用契約を締結したコンポーネントメーカーのPale Blue(千葉県柏市)と宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)向けの原価比例法による売上高増加を見込んでいる。
セグメント損失は770百万円(前期は277百万円の損失)を見込んでいる。JAXAの宇宙戦略基金「次世代地球観測衛星に向けた観測機能高度化技術」のプロジェクト受託に伴う研究開発費が先行すること、補助金収入の減少等が損失拡大の要因である。
AxelGlobe事業の売上高は、6,080百万円(前期比6.2倍)の計画である。防衛省プロジェクトの通期寄与を見込んでいる。7機のGRUS-3の打上げを受けて、画像・サービス購入の意向表明書を国内外30社以上から受けており、これら企業を中心に営業活動を進める考えである。
セグメント利益は3,400百万円(前期は1,595百万円の損失)の計画である。防衛省プロジェクトの売上増加に伴う利益と補助金収入が、28/5期以降の打上げを予定する高分解能衛星の研究開発費を吸収すると見込んでいる。
補助金収入は、NEDOの「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」に関するもので、26年3月の組織再編に伴い、自社商用衛星のバス部分の開発をAxelLiner事業からAxelGlobe事業に移管したため、上記の補助金も従来のAxelLiner事業に替わりAxelGlobe事業で計上することとなった。27/5期の補助金収入1,210百万円は、ほぼAxelGlobe事業に計上される見込みである。
25年8月の新規上場時に調達した資金について、26年7月に打上げたGRUS-3の7機の製造・打上げ費用、今後打上げ予定の高分解能衛星の研究開発費と製造・打上げ費用に主に充当するとの計画に変更はない。
25年8月の上場時計画では、AxelLiner事業の売上高は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の「経済安全保障重要技術育成プログラム」(以下、Kプログラム)とAL Laboの民間企業向け売上による増加、AxelGlobe事業の売上高は、国内外でのサービス利用、防衛省プロジェクトによる増加を見込んでいた。研究開発費はGRUS-3の7機と28/5期打上げ予定の高分解能衛星3機の開発費用により大幅な増加を見込んでいた。
4月の修正計画では、AxelLiner事業のKプログラムの大型部材の納入の期ずれ、AxelGlobe事業の一部海外案件の組成中止等で売上高が大幅に下方修正された。一方で、履行義務の進捗度に応じて原価比例法で売上高が計上されるKプログラムの売上原価減少、販売費及び一般管理費の抑制等により、利益予想はほぼ上場時計画並みとしていた。
26/5期は、売上高が増加した一方で、営業利益段階では研究開発費が25/5期の1,338百万円から26/5期は2,673百万円に増加、人件費や採用費等が増加したこと、経常利益段階では上記に加え、補助金収入が25/5期の735百万円から26/5期は487百万円に減少したこと等により損失額は増加した。
AxelLiner事業の売上高は、上場時の計画からは下方修正されたもののKプログラムの売上高が増加し、1,522百万円(前期比14.8%増)となった。経常利益ベースのセグメント利益は、汎用バスシステムの実証衛星であるGRUS-3?の打上費用等の研究開発費の増加とNEDOからの補助金減少等により、277百万円の損失(前期は119百万円の利益)となった。
AxelGlobe事業の売上高は、防衛省プロジェクトが2カ月分寄与し、986百万円(前期比3.8倍)と大幅に増加した。セグメント利益は、26年7月に打上げたGRUS-3の開発費や、今後打上げを予定する地上分解能50cm未満の高分解能衛星の開発費等の研究開発費増加により1,595百万円の損失(前期は942百万円の損失)となった。
26/5期末の補助金を含む受注残高は、53,375百万円(前期末比4.7倍)となった。AxelLiner事業の受注残高は、Kプログラムを中心とする政府系案件の進捗により10,313百万円(同8.9%減)と減少したが、AxelGlobe事業の受注残高が防衛省プロジェクトの受注により43,074百万円(同323.9倍)と大幅に増加した。
27/5期の会社計画は、売上高9,000百万円(前期比3.6倍)、営業損失800百万円(前期は3,822百万円の損失)、経常損失150百万円(同3,712百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失240百万円(同4,057百万円の損失)である。
売上高に営業外収益の補助金1,210百万円を加えた総収入は10,210百万円(前期比3.4倍)の計画である。研究開発費はほぼ前期並みを想定しており、防衛省プロジェクトの売上高増加、補助金収入の増加等により、各段階の損失額の大幅な縮小を見込んでいる。
AxelLiner事業の売上高は2,920百万円(前期比91.9%増)の計画である。NEDOのKプログラムと、AL Lab利用契約を締結したコンポーネントメーカーのPale Blue(千葉県柏市)と宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)向けの原価比例法による売上高増加を見込んでいる。
セグメント損失は770百万円(前期は277百万円の損失)を見込んでいる。JAXAの宇宙戦略基金「次世代地球観測衛星に向けた観測機能高度化技術」のプロジェクト受託に伴う研究開発費が先行すること、補助金収入の減少等が損失拡大の要因である。
AxelGlobe事業の売上高は、6,080百万円(前期比6.2倍)の計画である。防衛省プロジェクトの通期寄与を見込んでいる。7機のGRUS-3の打上げを受けて、画像・サービス購入の意向表明書を国内外30社以上から受けており、これら企業を中心に営業活動を進める考えである。
セグメント利益は3,400百万円(前期は1,595百万円の損失)の計画である。防衛省プロジェクトの売上増加に伴う利益と補助金収入が、28/5期以降の打上げを予定する高分解能衛星の研究開発費を吸収すると見込んでいる。
補助金収入は、NEDOの「超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援」に関するもので、26年3月の組織再編に伴い、自社商用衛星のバス部分の開発をAxelLiner事業からAxelGlobe事業に移管したため、上記の補助金も従来のAxelLiner事業に替わりAxelGlobe事業で計上することとなった。27/5期の補助金収入1,210百万円は、ほぼAxelGlobe事業に計上される見込みである。
25年8月の新規上場時に調達した資金について、26年7月に打上げたGRUS-3の7機の製造・打上げ費用、今後打上げ予定の高分解能衛星の研究開発費と製造・打上げ費用に主に充当するとの計画に変更はない。



