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3223 東証スタンダード(小売業)

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エスエルディー

アップデートレポート

(公開日 2018.01.19)

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概要(レポートから抜粋)

◆事業内容
・エスエルディー(以下、同社)は、「音楽」、「アート」、「食」といったカルチャーコンテンツを企画・融合させ、顧客に豊かなライフスタイルを提供することを目指して飲食サービス事業などを行なっている。
・カフェダイニング業態を中心に多業態を展開している飲食サービスの17年9月末の 店舗数は、関東地方48店舗、東海地方3店舗、近畿地方4店舗、九州地方8店舗、東北地方2店舗の合 計65店舗である。

◆18年3月期上期決算の概要
・18/3期第2四半期累計期間(以下、上期)の売上高は前年同期比7.7%減の2,622百万円、営業損益が86百万円の損失(前年同期37百万円の損失)であった。店舗数が 前年同期末比3店減少したことに加え、既存店売上高が低迷したことにより減収となった。減収による原価率の悪化に加え、人件費及び業態転換に伴う費用の増加が響き、前年同期に続いて営業損失となった。

◆18年3月期の業績予想
・同社は18/3期の計画を11月14日に下方修正した。売上高は前期比6.1%減の5,169百万円、営業損益は6百万円の損失を見込んでいる。下期の収益回復を見込むものの、上期のマイナス分をカバーできず通期でも営業損失となる見通しである。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では前回予想を減額修正し、会社計画を若干下回る水準を予想する。利益剰余金のマイナス見込みから会社予想の配当20円は出来ない可能性が高いと考えている。

◆事業戦略と中期業績見通し
・同社は飲食サービス事業の強化策として、業態整理やブラッシュアップによるブランドの強化などを進めている。業態整理は順調に進んでおり、18/3期上期は4店の業態転換と2店の 退店を実施した。
・当センターでは、同社の出店余地は残されていると考えており、厳選した立地に着実な店舗展開を進めることが収益力の回復につながると見ている。当面の課題は既存店売上高の回復・維持であると考えている。

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