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7674 東証グロース(小売業)

NATTY SWANKYホールディングス

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

餃子が主力商品の居酒屋「肉汁餃子のダンダダン」を首都圏中心に展開

NATTY SWANKY(ナッティースワンキー)ホールディングス(以下、同社)は、持株会社である同社と子会社のダンダダンで構成されている。持株会社体制に移行したのは22年2月1日で、それまでの社名はNATTY SWANKYであった。

同社は、顧客に永く愛されて街に定着する店をつくり、「餃子とビールを日本の文化にする」ことを目指して「肉汁餃子のダンダダン」を展開している。11年1月に直営1号店(東京都調布市)、14年12月にFC1号店(東京都杉並区)を出店した。当初のブランド名は「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」であったが、20年7月にブランド名を変更した。

「肉汁餃子のダンダダン」は、性別や世代に関係なく、餃子とビールを気軽に楽しむことができる客単価2,000円程度の居酒屋である。また、昼間は「ランチ定食」、夜は「夜定食」を提供し、食事だけでも利用できることに加え、ほぼ全店でデリバリーやテイクアウトも実施している。

同社は、乗降客数3万人以上の駅を基本的な出店基準とし、1都3県は直営とFCの両方式でドミナント形成を進め、首都圏以外は地元の事情に詳しいFCオーナーによる店舗展開を進めている(福岡市は直営店舗を展開)。

22年7月末時点の店舗数は直営90店、FC29店の合計119店で、そのうち1都3県の店舗数は直営86店、FC16店である(図表1)。首都圏以外の店舗は、福岡市に直営3店、北九州市にFC1店、大分市にFC1店、広島市にFC1店、松山市にFC1店、大阪市に直営1店、名古屋市にFC4店、岐阜市にFC1店、宇都宮市にFC1店、仙台市にFC2店、札幌市にFC1店がある。

出店立地は商店街やビジネス街、駅近の繁華街と多様だが、2階や地下といった立地の店舗は全体の1割にも満たず、9割以上がビルや商業施設の1階となっている。

(2022年10月14日時点)

沿革(レポートから抜粋)

現社長である井石裕二氏と現副社長である田中竜也氏が01年8月に東京都調布市に同社を設立した。両氏は調布市出身の知り合いで、田中氏がラーメン店で修業をした後、独立して自分の店を出す際に井石氏と会社を立ち上げた。

会社設立後、都内でラーメン店2店とダイニングバー2店を展開していた。しかし、ラーメン店は競合店が多く、ダイニングバーは駅から離れた立地であるため利用する客層が限定的などの理由で売上が低迷し、経営状態が悪化した。打開策として、地元の人が長期にわたり何度も来店してくれる業態を目指して開発したのが「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」であり、11年1月に直営1号店を調布に出店した。

直営1号店は計画を上回る好調な出足となり、11年4月に2号店を出店した。14年12月にはFC1号店を出店し、その後東京都内を中心に店舗網を拡大していった。

19年3月に東京証券取引所マザーズ市場へ株式を上場した。

20年7月に、ブランド名を「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」から「肉汁餃子のダンダダン」へ変更した。

(2021年3月12日時点)

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