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2937 東証グロース(食料品)

サンクゼール

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

「サンクゼール」、「久世福商店」ブランドを展開する「食のSPA」

サンクゼール(以下、同社)は、「サンクゼール」、「久世福商店」、「Kuze Fuku & Sons」という3つのブランドを擁し、全国各地の優れた食品を多様な販売チャネルを通じて販売する「食のSPA注」モデルをもとに事業を展開している。

現代表取締役社長と取締役副社長の両親である代表取締役会長夫妻が長野県の斑尾高原で始めたペンションが創業事業であり、ペンションで提供していたジャム等を各地で販売するようになったことが、現在の事業展開につながっていった。

同社の事業は食品製造販売事業の単一セグメントだが、売上高は、店舗(直営、FC)、EC、ホールセール、グローバルの4つの販売チャネルに区分されている。

直営とFCを合わせた国内の店舗を通じた売上高が全体の約7割を占めているが、直近はホールセールを通じた売上高の割合も上昇している。

同社は、国内向けに2つ、海外向けに1つの合計3つのブランドを展開している。

国内向けには、ジャムやパスタソース等の洋食材を中心とした「サンクゼール」と、大正時代の商店をイメージした和食材中心の「久世福商店」を展開している。

「サンクゼール」は、「Country Comfort~田舎の豊かさ、心地よさ~」をコンセプトとした長野県発のメーカーズブランドで、同社の本社がある長野県上水内郡飯綱町につくり上げた「サンクゼールの丘」をイメージしたブランドである。非日常をテーマとしており、現在は、観光地等のアウトレットでの販売を中心としている。

一方、「久世福商店」は、「ザ・ジャパニーズ・グルメストア」をコンセプトとした、日本各地のこだわりの強い食品を商品化していくブランドである。各地にあるこだわりのある食品の日常づかいを意識しているため、店舗出店先も国内各地の商業施設が中心となっている。

海外向けには、米国を中心とするグローバル展開を目的としてつくった、「Kuze Fuku & Sons」を展開している。「The Premium Japan Brand」をコンセプトに、米国等の食事シーンに日本の食習慣や食材を取り込んでもらうことを企図したブランドである。米国で拡大が続くオーガニック食品市場を重要なターゲットとしている。

(2022年12月30日時点)

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