598A 東証グロース(情報・通信)
チャットプラス
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
問い合わせ対応を支援するチャットボットシステムやFAQシステムを提供
チャットプラスは、人により行っていた社内外からの問合せ対応を自動化・省人化するチャットボットシステムである「ChatPlus」、「AI AgentPlus」及びよくある質問・回答の記事を作成・整理・管理し、利用者が迷わず答えにたどり着けるようにするヘルプサイト運用サービスであるFAQシステム「FAQPlus」の開発・提供を主力事業としている。
Webメディア運営会社向けに星占いや心理テストといったコンテンツ配信サービスも行っている。
26/6期第3四半期累計期間の売上高の98.1%をチャットボットシステム及びFAQシステムが、1.9%をコンテンツ配信サービス(その他)が占めた。販売については直販を基本とし、顧客が希望する場合のみ代理店経由で販売している。25/6期のチャットボットシステムとFAQシステム合計の売上高に占める代理店経由売上高の割合は9.7%であった。
チャットプラスのサービスはSaaS形式で提供され、月額/年額課金によるストック型収益が売上高の大半を占める安定性の高いビジネスモデルとなっている。フロー型の収益は、顧客の要望に基づくチャットボットシステム及びFAQシステムの機能追加開発や初期設定作業に対する対価である。
<チャットボットシステム>
チャットボットは顧客問合せ対応、店舗や拠点支援、社内ヘルプデスクといった目的で活用されている。実用例としては、ネットショップにおいて商品の選び方相談、在庫確認、配送状況の案内などをチャットボットが担っていたり、大企業では総務・人事・ITへの「社内問い合わせ窓口」として利用されたり、小売・サービス業において本部への問い合わせをチャットボットに集約したりしている。
チャットボットの導入は単なるコスト削減や業務の効率化だけではなく、顧客満足度の向上、見込み客の獲得、マーケティングデータの蓄積、WebサイトやECサイトにおいて訪問者を適切な情報に誘導するといったマーケティング支援ツールとしても活用されている。
チャットプラスのChatPlusは業種業態や企業規模を問わない柔軟なプラン構成、価格や契約期間面でのハードルの低さに加え、有人チャット、シナリオ型チャットボット、自社開発AIを活用したフリーワード型チャットボットといった多様な機能を備えている点が特徴である。
ChatPlusには機能によって5つのプランがあり、月契約の場合、利用機能に合わせて月額1,980円~88,000円の範囲で利用できる。年契約の月額利用料は月契約を下回る水準に設定されている。
AI AgentPlusはChatPlusに自社開発AIを搭載するとともにChatGPT等の生成AIを連携し、登録された回答に加えて、その場で最適な回答用の文章を生成することで、複雑な問合せに対して、自然な応対を実現するチャットボットである。
自社開発AIは顧客企業の登録データの中から質問内容と意味が近い情報を探索し、その情報に基づき連携する生成AIが回答を生成する仕組みを採用している。回答については登録データに限定し、不明な内容については回答を行わないことで誤回答の発生を防いでいる。AI AgentPlusの利用料は月契約の場合、月額17万円からとなり、年契約の月額利用料は月契約を下回る水準に設定されている。
<FAQシステム>
FAQPlusは、AIがマニュアル等からウェブサイトなどに掲載するFAQを自動作成し、ユーザーが自分で疑問を検索して解決できるようにするツールである。FAQの記事作成に加えて、品質管理、解決率改善も行ってくれる。初期費用はかからず、月額20万円で利用できる。
(2026年7月17日時点)



