475A 東証スタンダード(サービス業)
ギミック
企業情報
事業内容(レポートから抜粋)
患者による最適な医師の選択を実現させるための情報を提供
ギミックは、患者が最適な医師を選択出来るように、幅広い情報を集積した医療情報サイト「ドクターズ・ファイル」を中心とした医療特化型のプラットフォームを展開している。ドクターズ・ファイルの他には、医療情報マガジン「頼れるドクター」を出版している。また、「その他のサービス」としてクリニック等が抱える様々な問題の解決につながるサービスを提供している。
ギミックの売上高は、サービス別に加えて、事業領域別、収益モデル別などに分類出来る。
事業領域別としては、主に患者とクリニックの間の情報の非対称性を解消する「マッチング領域」、院内DXを進めて労働集約的な院内環境を改善する「院内業務DX領域」、採用、評価、労務、組織など人材活用につながる「HR領域」、地域医療サービスの質の向上につながる「医療連携領域」に分類される。
収益モデル別としては、月額(年間)利用料として受け取る形態が多く、その他は掲載料、紹介手数料といったスポット型の収益で構成されている。
以上の分類に加えて、ギミックはドクターズ・ファイルに関する収入を「ストック収入」、医療情報マガジン頼れるドクターに関する収入を「リピート収入」、これら以外を「その他収入」として開示している。26/3期の売上高構成比はストック収入が70.7%、リピート収入が21.0%、その他収入が8.3%であった。
ドクターズ・ファイルについては解約率が低く、頼れるドクターについても約4分の3のクリニックなどが継続して記事を掲載している。また、その他のサービスについても継続利用先が多く、収益安定性は高い。
<医療情報サイト~ドクターズ・ファイル~>
ドクターズ・ファイルは、医師や医療機関の「伝えたい」というニーズと、患者の「知りたい」というニーズの最適なマッチングを実現するサービスである。
客観的な立場で病院やクリニックの医師に対して取材を行い、他院の医師との違いを描き出し、情報プラットフォームにより患者へ伝えることで、患者が最適な病院やクリニックを選べるようにしている。営業力に加え、これまで約3万院もの医師を取材してきた経験から培った取材力やコンテンツ制作力がドクターズ・ファイルの差別化要因となっている。また、ギミックが制作する情報は、厚生労働省が定める医療広告ガイドラインを遵守して制作されている。
ドクターズ・ファイルの最大の特徴は患者を集めるための「医療広告」ではないという点にある。ドクターズ・ファイルは、患者が医療機関を選択する上でその医療機関について「知りたい」というニーズに応えるため、「医師の紹介記事」のほか、そのクリニックで受診できる検査方法などに関する「検査検診レポート」や、「医療トピックス」といった医療行為に関する情報も掲載している。また、医療機関を選択する際に有用な病気や症状についての情報記事は、全て医師の監修のもと作成され提供されている。
ドクターズ・ファイルは病院・クリニックから毎月一定額の利用料(月額3.5万円~)を得るストック型の収益モデルである。掲載クリニック数は24/3期末6,743件、25/3期末7,288件、26/3期末7,594件と順調に増加している。26/3期の解約率は前期よりは上昇しているものの0.81%と低く、継続率が高い安定した事業と言える。
<医療情報マガジン~頼れるドクター~>
ギミックは、医療情報マガジンである頼れるドクターをエリア別に出版している。頼れるドクターは書店やインターネットで販売されているだけでなく、医療機関や薬局、銀行などへ無料で配本しており、対象エリアの生活者に有用な医療情報を届けるメディアとなっている。
各エリアにおいて年1回出版され、26/3期末時点では36エリア(19都府県)をカバーしている。ドクターズ・ファイルと同様のドクター紹介記事を掲載しており、ドクターズ・ファイルを利用している病院・クリニックが頼れるドクターも併せて利用する場合が多い。複数の媒体を利用することにより、患者あるいはその関係者への訴求力が増し、地図情報やクリニック詳細情報などの情報連携も可能になるという利点があるためである。
頼れるドクターも、継続率が高いことから安定的な収益が期待できるサービスとなっている。
(2026年5月29日時点)



