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504A 東証グロース(医薬品)

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イノバセル

新規上場会社紹介レポート

(公開日 2026.02.27)

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概要(レポートから抜粋)

イノバセルグループは、イノバセルとオーストリアの子会社Innovacell GmbHからなり、ヒト細胞を用いた細胞治療製品を軸に、創薬シーズを世界各国で探索・発掘し、それらのシーズを開発してグローバル市場で商業化する、「細胞治療・再生医療グローバルアグリゲーションモデル」を展開している。

現在は、同モデルの第一弾として、筋肉修復・再生技術を基盤に、「失禁」領域を対象とする細胞治療製品開発に取り組んでおり、便失禁、尿失禁の分野で3つのパイプラインの開発を進めている。

イノバセルグループの母体は、オーストリアのインスブルック医科大学からスピンアウトして00年11月に設立された細胞治療研究開発企業Innovacell Biotechnologie GmbH(現Innovacell GmbH)である。

Innovacell GmbHは、ヒトの身体の運動や姿勢制御を担う筋肉である骨格筋細胞の培養の研究成果を基に設立され、失禁領域を対象とした細胞治療製品の基礎研究と欧州での臨床開発を進めてきた。同社の3つの開発パイプラインはいずれもInnovacell GmbHから誕生したものである。Innovacell GmbHはGMP認証を受けた細胞製造施設を持ち、臨床試験のための細胞治療製品の製造も行っている。

Innovacell GmbHは、欧州で2つの開発パイプラインで第Ⅱ相臨床試験までを行ったが、欧州での資金調達環境が厳しかったことから、日本での資金調達と臨床試験実施のため、21年1月にイノバセルが設立され、Innovacell GmbHをイノバセルの子会社とする組織再編が行われた。

組織再編の過程で、細胞治療・再生医療薬事コンサルタントとしての経験が豊富な、現Co-CEOのノビック・コーリン氏とシーガー・ジェイソン氏が経営を担当する体制となった。

イノバセルグループの事業体制は、イノバセルはグループ統括機能のほか、研究開発パイプラインの構築・拡充・管理と、日本での臨床試験実施、及び全社的な資金調達を担当している。Innovacell GmbHは3つのパイプラインの研究開発を主導し、欧州での臨床試験実施、臨床試験に必要となる細胞治療製品の製造を担当している。

<開発パイプライン>
現在のイノバセルグループの開発パイプラインは、失禁領域(便失禁、尿失禁)を対象とし、患者の細胞から培養・製造する自家細胞治療製品であるICEF15、ICEF13、ICEF16の3つであり、ICEF15の開発が最も先行している。

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