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6556 東証プライム(サービス業)

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ウェルビー

ベーシックレポート

(公開日 2018.08.03)

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概要(レポートから抜粋)

障害者への就労移行支援など、障害福祉サービスを展開
首都圏及び人口の多い地方都市への出店や就労定着支援の強化により成長を目指す

1.会社概要
・ウェルビー(以下、同社)は、障害福祉サービスとして就労移行支援事業所(ウェルビー)の運営に加えて、児童発達支援事業所(ハビー)や放課後等デイサービス(ハビープラス)の運営を行っており、 利用者からの一部負担金のほか、行政から報酬を受領する収益モデルとなっている。

2.財務面の分析
・18/3期決算は、売上高が4,364百万円(前期比52.7%増)、営業利益が1,012百万円(同86.8%増)と計画を上回る増収増益となった。拠点数の拡大や 就職定着実績に応じた報酬単価の上昇が業績の伸びに寄与した。
・19/3期の業績予想について同社は、売上高を5,565百万円(前期比27.5%増)、営業利益を1,295百万円(同27.8%増)と、増収増益を見込んでいる。新規拠点の開設は14拠点を計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)でも、これまでの展開スピード等から会社予想の達成は十分に可能であると判断し、同社予想と同水準の業績を予想する。

3.非財務面の分析
・同社の強みは、未就学児から成人までの年齢層に対する切れ目のない障害福祉サービスの提供に加えて、業務マニュアル等による一定水準以上のサービス品質や地域とのネットワーク(連携)にあると考えられる。

4.経営戦略の分析
・同社の成長軸は、1)ウェルビーの継続的拡大と、2)ハビー及びハビープラス の出店加速である。
・首都圏及び人口の多い地方都市への出店、資格保有者の育成、就労定着支援サービスの強化などにより事業拡大を目指す。

5.アナリストの評価
・当センターでは21/3期までの成長率として、売上高を年率24.4%、営業利益を同28.2%と予想する。拠点数の拡大や報酬単価の上昇が業績の伸びをけん引すると想定している。
・今回の報酬改定による影響のほか、M&Aを含む新規事業への投資などが業績の変動要因となる可能性にも注意が必要である。

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