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3997 東証スタンダード(情報・通信)

トレードワークス

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

証券会社向けシステム開発を中心に展開する情報サービス企業

トレードワークス(以下、同社)は、証券会社向けシステム開発を中心とする金融ソリューション事業、FX(外国為替証拠金取引)システム事業及びセキュリティ診断事業を展開する独立系情報サービス企業である。

証券システムの開発には、IT技術だけでなく、証券取引に精通した深い知識やプロジェクト実績、高い信頼性等が求められ、同社は証券・金融分野に特化して技術者の採用と育成に努めてきた。

同社の従業員数は、12/12期末の43名から21/12期第2四半期累計期間(以下、上期)末には99名に拡大したが、そのうち、84.8%にあたる84名は、金融ソリューション事業のエンジニアを中心とした技術者となっている。こうしたことから、同社はIT技術と金融知識を併せ持つ技術者集団と言えよう。

同社は、証券システム開発事業及びこれらの付帯業務の単一セグメントであるが、20/12期の事業区分別売上高構成比は、金融ソリューション事業が91.5%、FXシステム事業が7.6%、セキュリティ診断事業が0.9%となっている。

金融ソリューション事業では、証券会社(20~25社)や金融情報システムサービス会社(OEMパートナー)向けのシステムの開発・保守・運用を行っている。

(2021年10月15日時点)

沿革(レポートから抜粋)

同社は、証券システムを開発するために、現代表取締役社長である浅見勝弘氏らによって、99年に設立された。00年には、「インターネット取引システム基盤」を開発し、ネット証券に販売した。

その後、「ディーリングシステム」(01年)や「投資家向け商品先物インターネット取引システム」(03年)の開発、提供する等、サービスメニューを拡充した。

04年には、大阪証券取引所(現大阪取引所)及び東京工業品取引所のISVに認定された。09年には遅れて制度を導入した東京証券取引所からもISVとして認定された。

07年にはワークステクノロジーを子会社化し、FXシステム事業に参入した(ワークステクノロジーは16年に解散し、同社がFXシステム事業を承継した)。また、10年には、セキュリティ診断事業に参入し、事業領域を広げた。

16年には、SaaS形態での「投資家向けWEB投資情報サービス」及び「投資家向け先物・オプションインターネット取引サービス」の提供を開始した。

17年11月、同社は東京証券取引所JASDAQに上場した。

同社の浅見社長は、80年からシステムエンジニアとして情報サービス企業数社での勤務を経て、93年に金融システムの開発や外資系企業のコンピュータの販売を目的に、ヴァーチャルウェアを設立した。

バブル崩壊に伴う金融機関のシステム投資の停滞や、仕入先の経営体制の変化等に伴い、浅見氏はヴァーチャルウェアでの事業展開を諦め、現在も大株主となっているスペース・ソルバ(東京都中央区)等と99年に同社を設立し、取締役に就任した。浅見氏は04年に代表取締役社長に就任し、現在に至っている。

(2020年4月17日時点)

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