7046 東証グロース(サービス業)
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング
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- 2021年7月27日 テクノスデータサイエンス・エンジニアリング アップデートレポート
- 2020年12月25日 テクノスデータサイエンス・エンジニアリング アップデートレポート
- 2020年7月10日 テクノスデータサイエンス・エンジニアリング アップデートレポート
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新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
ビッグデータ・AIソリューションサービス等を展開する情報サービス企業
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(以下、同社)は、ストック型サービスである「AI製品等によるサブスクリプションサービス」(以下、サブスクリプションサービス)と、フロー型サービスである「ビッグデータ・AIソリューションサービス」を展開する情報サービス企業である。
21年4月1日時点の役職員128名(20年4月1日時点127名)の中には、データサイエンティストが84名(同83名)、エンジニアが21名(同18名)在籍している。
技術者の多くは高い最終学歴を持ち、国内外の最先端研究所の出身者も少なからず在籍していることから、同社は多数の優秀なデータサイエンティストやエンジニアを抱える技術者集団と言えよう。
同社は、ビッグデータ事業を開始するため、ERPソフトの導入支援等を展開するテクノスジャパン(3666東証一部)の完全子会社として、13年10月に設立された。
テクノスジャパンは、18年11月時点で同社を持分法適用関連会社としていたが、18年12月の上場時の公募増資や売出しによって、同社はテクノスジャパンによる持分法適用から外れている(21年3月末の出資比率は18.5%)。
同社とテクノスジャパンの間で役職員の兼任はなく、同社の経営の独立性は保たれている。また、現時点においてテクノスジャパンとの取引はない。
ビッグデータ・AIソリューションサービス(フロー型サービス)とサブスクリプションサービス(ストック型サービス)の21/3期の売上高構成比は、85.5%と14.5%となっている。
ビッグデータ・AIソリューションサービスは、データ経営コンサルティング、データ解析支援、データ活用人材教育及び組織組成支援(教育サービス)、デジタル戦略システム構築(分析基盤構築)等の総合的なサービスメニューを揃えており、ビッグデータを活用した経営を目指す企業の要望に応じて、プロジェクトベースでサービスを組み合わせて提供している。
(2021年7月27日時点)
沿革(レポートから抜粋)
同社は、テクノスジャパンがビッグデータ事業の開始に向けて、ビッグデータを活用するのに不可欠なデータサイエンティストを中心とする組織を作るために、テクノスジャパンの完全子会社として13年に設立された。
14年9月に、NetBase Solutions Inc,と業務提携し、シリコンバレー発のAI製品であるNetbaseの取扱いを開始した。15年1月には、自社開発のAI製品であるscoroboシリーズの提供を開始し、同年8月には、SCSK(9719東証一部)と業務提携し、同社が取り扱うNetbaseの販売代理店契約を締結した。
また、フィスコと16年8月に業務提携し、同年12月から「scorobo for Fintech」による銘柄選択レポートの提供を開始した。17年4月には、フィスコに対して、scorobo for Fintechによる経済指標予測AIの提供を開始した。
17年6月には、SNS上のビッグデータを分析することで高精度なターゲティングを可能にするディープラーニング技術を活用したAI製品「scorobo for SNS」の提供を開始した。
17年9月には、エヌ・ティ・ティ・データ及びあいおいニッセイ同和損害保険と、AIビジネス拡大に向けて資本業務提携した。また、17年11月には、東京電力パワーグリッドとディープラーニング技術を活用した架空送電線診断システムの共同開発を開始した。18年11月には、独Cognigy GmbHと業務提携し、対話型AI製品「Cognigy」の取扱いを開始した。
18年12月、同社は東京証券取引所マザーズ市場に上場した。
(2020年1月24日時点)