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概要(レポートから抜粋)

ビッグデータを活用したコンサルティングやAI製商品の販売等を手掛ける
多数のデータサイエンティストやエンジニアが在籍する技術者集団

◆ビッグデータ・コンサルティングやAI製商品の販売等を手掛ける
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(以下、同社)は、ビッグデータを活用したコンサルティングやAI製商品の販売等を手掛けている。18/3期末の従業員91名のうち、データサイエンティスト注1やエンジニアを中心とした技術者が60名を占めている。デジタルイノベーションを推進し、データ経営を目指す企業の業務改革や新事業の創造を支援することで、産業界の発展に貢献することを志向している。

同社は、 ビッグデータ事業を開始するため、ERPソフトの導入支援等を展開するテクノスジャパン(3666東証一部)の完全子会社として、13年10月に設立された。テクノスジャパンは、18年11月時点で同社を持分法適用関連会社(出資比率43.3%)としている。

同社は、上場前に公募増資や売出し(オーバーアロットメントによる売出しを含む)を実施したが、当面は テクノスジャパンによる持分法適用は維持される見通しである。同社とテクノスジャパンの間で役職員の兼務はなく、同社の経営の独立性は保たれている。また、テクノスジャパン向けの取引額や比率は開示されていないが、取引が存在しているとしてもごく僅かと推測される。

同社の事業は、「ビッグデータ・AIソリューションサービス事業」の単一セグメントであるが、同社の提供するサービスは、「ビッグデータ・AIソリューションサービス」と「AI製品等によるロイヤリティサービス」に分類されている。同社によると、ビッグデータ・AIソリューションサービスとAI製品等によるロイヤリティサービスの売上高構成比は、現状、 概ね85%:15%となっている。

◆ビッグデータ・AIソリューションサービス
同社は、データ経営を目指す企業に向け、データ経営コンサルティング、データ解析支援、データ活用人材教育及び組織組成支援、デジタル戦略システム構築等の総合的なソリューションサービスを提供している。

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