6574 東証グロース(サービス業)
コンヴァノ
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事業内容(レポートから抜粋)
ネイルサロン「ファストネイル」を関東、関西、東海エリア中心に展開
コンヴァノ(以下、同社)の社名は、企業理念である「新しい価値の創造と機会の拡大」という意味を持つ英文、「Creation Of New Value And New Opportunities」の頭文字を取って名付けられた。
主力のネイル事業では、“「いつもキレイ」を「私らしく」選べる”をコンセプトとするネイルサロンを関東、関西、東海エリアにチェーン展開している。
同社の子会社であるfemedia(フィーメディア)は、ネイルサロン各店舗に設置した大型液晶モニター「ファストネイルビジョン」で、商品広告や占いなどのコンテンツを放映するメディア事業を行っている。
20/3期のネイル事業の売上収益(外部顧客向け)に占める割合は98.9%であり、セグメント利益の97.7%を占めている。ネイル事業では、「ファストネイル」、「ファストネイル・プラス」、「ファストネイル・ロコ」の3タイプのネイルサロンを展開している。
主力の「ファストネイル」では、主にジェルネイルを低価格でスピーディに提供している。
「ファストネイル・プラス」は、ジェルネイル以外にもマニキュアやネイルケアといったメニューを揃えたプレミアムブランドである。
「ファストネイル・ロコ」は、ヘアーサロン内に併設した小型店舗で、買い物帰りやヘアーカットのついでに気軽に利用できるのが特徴である。
(2020年8月28日時点)
沿革(レポートから抜粋)
07年4月、旧コンヴァノが設立され、同年7月に東京都渋谷区に1号店「ネイルサロン・マジーク渋谷道玄坂店」を出店した。10年2月に現在のブランドである「ファストネイル」の1号店を東京都新宿区に出店し、その後は「ファストネイル」ブランドで、関東エリアを中心に店舗展開を進めていった。
13年7月にCVNを設立して旧コンヴァノを子会社化し、同年10月に旧コンヴァノを吸収合併して商号をコンヴァノに変更した。14年10月には投資会社であるインテグラル及びインテグラルの運営ファンドがアント・キャピタル・パートナーズから全株式を取得し、筆頭株主となった。
15年3月にfemediaを設立してメディア事業を開始し、同年4月には短時間でジェルの除去ができる装置「e.g.1」を導入した。同年8月にWEB予約システム「FASTNAIL TOWN」を導入し、12月に「FASTNAIL TOWN」のアプリをリリースした。
18年4月に東京証券取引所マザーズ市場へ株式を上場した。
19年6月に代表取締役社長に就任した壺井成仁氏は、日本マクドナルドで直営コンサルティング部マネージャーを務めた後、12年1月に同社に入社して財務経理本部本部長と情報システム本部長を兼務し、13年7月に取締役となった。
尚、CVNがLBOにより旧コンヴァノを買収した際にのれん及び無形資産が発生しており19/3期末時点では1,145百万円、同社の総資産の66.2%を占めている。同社は国際会計基準(IFRS)を採用しているため、のれん及び無形資産の商標権は償却の対象とならず、毎年及び減損の兆候があると認められた場合にはその都度、減損テストが実施される。
(2019年7月19日時点)