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5572 東証グロース(情報・通信)

Ridge-i

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

社会や顧客の課題をAI を使って解消することを目指す

Ridge-iは、企業や業界が抱える課題をAIやディープラーニングなどの先端技術を使って解消するために、コンサルテーションに始まり、アセスメント、開発、導入、顧客による運用までを視野に入れた実用的なソリューションを提供する「カスタムAIソリューション事業」を行っている。

売上高は、「AI活用コンサルティング・AI開発」、「人工衛星AI解析」、「AIライセンス提供」の各サービスに分類されている。22/7期の売上構成比はAI活用コンサルティング・AI開発が92.5%、人工衛星AI解析が4.5%、AIライセンス提供が3.0%となった。22/7期は大型のプロジェクトを受注したため前期よりもAI活用コンサルティング・AI開発の構成比が上昇し、売上高の殆どを占めた。

Ridge-iは複数種類のデータと複数のAI技術を組み合わせて高度な判断を行う「マルチモーダルAI」をコア技術とし、技術とビジネスのバランスが取れた最適なソリューションを提案しコンサルティングや開発を行っている。顧客企業が現場で効果を体感できるまで開発から導入までを一気通貫で伴走するサービスを提供している。

Ridge-iのマルチモーダルAIは、画像データや動画データの解析に実績と強みをもっているが、音声や数値データにも対応してきており、様々な最新技術を組み合わせて人間の知見や感性を再現することが出来る。

サービス提供のプロセスとしては、AI知識のあるコンサルタントが顧客の課題を理解して戦略を策定し、その戦略をもとにコンサルタントとエンジニアが協力してデータ収集や評価を行い、同社の扱う画像データや他のデータを組み合わせたAIを組み込んだシステムを設計している。その後は実証実験、本格開発に進みエンジニアが実用化まで支援するという流れである。

AIを事業に活用するためには相当の費用と先進性が必要となることから、同社は創業以来の6年間において、40社超の上場企業を含め大手企業との取引が多い。

また、一般的にはAIの導入は金融業や情報通信業で進んでいるが、同社の場合は大手製造業の顧客が多いという特徴がある。21/7期、22/7期、23/7期第2四半期累計期間の主要販売先を見ても製造業が多い。

なお、22/7期については三菱商事(8058東証プライム)への売上高割合が50%に達しているが、三菱商事の先の最終顧客は製造業である。

(2023年4月28日時点)

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