2962 東証スタンダード(金属製品)
テクニスコ
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
電子部品が発生する熱を放熱するヒートシンクや電子部品向けガラス製品を製造
テクニスコグループは、電子部品が発生する熱を吸収・放熱するヒートシンク製品、及び電子部品用ガラスに微細な形状加工や金属回路形成加工を施したガラス製品の製造・販売を行っている。
テクニスコグループはヒートシンク製品及びガラス製品の製造・販売を行うテクニスコ、ガラス製品の製造・販売とヒートシンク製品の販売を行う中国のTECNISCO(SuZhou)、シルバーダイヤ製造及びヒートシンク製品の製造・販売を行うシンガポールのTECNISCO Advanced Materialsの連結対象子会社、並びに業績への影響が小さいため非連結対象のドイツのTECNISCO EUROPEで構成されている。
テクニスコグループの売上高はヒートシンク製品、ガラス製品、その他に区分され、各々、22/6期の売上高の60.1%、22.2%、17.7%を占めている。
また、海外売上高の比率が高く、22/6期では中国が41.5%、米国が15.7%、欧州が12.9%、そしてアジアが2.8%を占めている。特に中国の拡大が顕著だが、レーザー機器メーカーであるWuhan Raycus Fiber Laser Technologiesへの売上高が急速に拡大し、中国での売上高に占める割合が21/6期の4割超から、22/6期には5割弱へ拡大したことが影響している。
(2023年7月28日時点)