366A 東証グロース(サービス業)
ウェルネス・コミュニケーションズ
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新規上場会社フォローアップレポート
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
大企業向けを中心に健康診断支援や健康管理データの利活用サービスを提供
ウェルネス・コミュニケーションズグループは、企業及び健康保険組合に対してコーポレート・ウェルネス(職域での健康管理)に関するサービスを提供している。
ウェルネス・コミュニケーションズグループの事業は、ネットワーク健康診断サービスを提供する健診ソリューション事業、健康管理クラウドサービス「Growbase」を提供する健康管理クラウド事業、及び医療機関等支援事業からなる。
<健診ソリューション事業>
健診ソリューション事業は、企業・健康保険組合等が行う、健康診断の各種工程(医療機関との契約、健康診断の予約、医療機関への健康診断費用の精算代行、健康診断結果のデータ作成と提供)を同社が一括して受託して、ワンストップでネットワーク健康診断サービスの提供を行う事業である。顧客は同社が提携する医療機関から希望する医療機関を選択する。
顧客である企業及び健康保険組合はネットワーク健康診断サービスの利用により、①従来の紙ベースやエクセルベースで行っていた健康診断結果の管理業務等を効率化できる、②医療機関毎に異なる健康診断判定を同社が統一的な判定基準に変換して納入するため、顧客は標準化された判定結果を得られる、③受診案内・受診勧奨により健康診断受診率の向上が図れる、④健康診断後の事後措置対応強化が可能になる等のメリットがある。
<健康管理クラウド事業>
健康管理クラウド事業では、企業の人事部、産業医や衛生管理者等の産業保健スタッフ、及び一部の健康保険組合向けの、SaaS型健康管理クラウドサービスGrowbaseを提供している。
Growbaseは、健康診断結果、勤怠等の就労データ、ストレスチェックデータ、及び産業医の面談による指導記録等を個人単位で紐づけ、心と身体に関するデータを一元管理・可視化する機能を備えている。また、健康診断後の各種集計・抽出機能、労働基準監督署等への定期健康診断結果報告書を始めとする各種報告書の作成機能、産業医との面談スケジュールの管理、従業員自身が経年の健康診断結果を確認できるマイページ機能等を備えている。
Growbaseの料金は、ID数に応じた基本利用料、従業員データの保管料等からなるストック売上と、顧客の要望に応じて機能改修をする個別カスタマイズ料等のフロー売上高に分けられるが、大部分をストック売上高が占める。
Growbaseはウェルネス・コミュニケーションズグループの営業部門による直販に加え、販売代理店経由の販売があり、売上高の4割程度が販売代理店経由となっている模様である。
Growbaseの機能強化の一環として、25年12月にIT系の人材派遣事業を行うエスユーエス(6554東証グロース)から、HRプラットフォーム「SUZAKU」事業を譲受した。SUZAKUは従業員のスキルを可視化・体系化し、人材の適材配置、育成、リテンションマネジメント、採用、評価の機能により人的資源の活用を推進するサービスである。
26年2月には、中堅中小企業市場開拓のため、PRサービス等を提供するベクトル(6058東証プライム)から、中堅中小企業向けに人事評価制度の構築やクラウドによる運用支援を行う、「あしたのチーム」の株式を取得し、子会社化した。
<医療機関等支援事業>
医療機関等支援事業の主要サービスは、地域中核病院に対して、PET検査用の建物・装置の賃貸借を行うPET関連事業、協会けんぽ(全国健康保険協会)や総合健康保険組合加入企業を対象とした、健康診断の予約機能や医療機関への精算代行等のBPOサービスがある。PETの賃貸借契約終了により、売上高は減少傾向にある。
(2026年6月2日時点)



