604A 東証スタンダード(建設業)
ビーエイブル
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
福島第一原子力発電所の廃炉作業と原子力発電所のメンテナンスがメイン事業
ビーエイブルは、工事事業、再生可能エネルギー事業、及びその他事業を行っている。
工事事業は同社の25/7期売上高の87.4%を占める主力事業で東京電力ホールディングス(9501東証プライム、以下、東京電力HD)の福島第一原子力発電所の廃炉関連工事、原子力発電所の再稼働に伴うメンテナンス業務や産業プラント工事等を手掛けている。
再生可能エネルギー事業は木質バイオマス発電所のオペレーション&メンテナンス、再生可能エネルギー発電事業、電力小売事業等を行っており、25/7期売上高の10.4%を占めた。
その他事業としては、機能訓練型デイサービス、居宅介護支援事業、訪問看護事業等を行っている。
<工事事業>
福島第一原子力発電所の廃炉関連工事が工事事業売上高の7割程度を占め、残りの3割程度を原子力発電所の再稼働に伴うメンテナンス業務、及び一般産業分野のプラント工事及び鉄骨構造物の製作・据付工事等が占めている。
ビーエイブルが対応する原子力発電所はBWR型及びABWR型原子力発電所が主である。BWR型及びABWR型は、東京電力HDを始め、東北電力(9506東証プライム)、北陸電力(9505東証プライム)、中部電力(9502東証プライム)、中国電力(9504東証プライム)が採用している原子力発電所の炉型である(他の電力会社はPWR型またはAPWR型原子力発電所を採用)。
廃炉関連工事については、東日本大震災以降、福島第一原子力発電所での事故収束作業や廃炉作業に一貫して従事しており、元請として各種廃炉作業を受注するなど、重要な役割を担っている。過去に例のない、対応が困難な現場特有の課題に対して、独自の工法やロボティクス技術を開発して、作業に取り組んでいる。
<再生可能エネルギー事業>
再生可能エネルギー事業は、主に太陽光・バイオマス等の再生可能エネルギー発電所の建設・運用・保守、電力小売事業で構成されている。
東日本大震災発災後に、ビーエイブルは廃炉作業に従事する社員の雇用維持及び事業の多角化を目的として、再生可能エネルギー事業へ参入した。福島県浜通り地域において、合計で5MWの太陽光発電所を運転している。
また、22年4月から、持分法適用関連会社(ビーエイブル出資比率45%)であるエイブルエナジー合同会社が運営する福島いわきバイオマス発電所(112MW規模の木質バイオマス発電所)が運転を開始し、同社は発電設備の運転業務及び日常保守業務等を行っている。現状では、関連会社及び自社設備である太陽光発電所で発電した電力はFIT制度により一般送配電事業者である東北電力ネットワークへ販売している。一方、25年11月に開始した電力小売事業では市場から調達した電力を小売販売している。
(2026年7月31日時点)



