446A 東証グロース(サービス業)
ノースサンド
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
ITコンサルティングを中心とする総合コンサルティング会社
ノースサンドは、総合コンサルティング会社として、主にITコンサルティングとビジネスコンサルティングを提供している。総合コンサルティング会社のベイカレント(6532東証プライム)に勤務していた現代表取締役社長である前田知紘氏とその同僚らにより15年に創業された。
コンサルティングサービス以外では、米Notion Labs, Inc.が提供する、情報の作成、共有、検索ができる情報共有ツールNotionの国内販売代理店として、Notionのライセンス提供、導入設計、運用定着支援等のサポート業務を行っている。
ノースサンドの事業は、コンサルティング事業の単一セグメントであるが、売上高の約8割をITコンサルティング、約2割をビジネスコンサルティングが占めている。Notionの導入サービス支援の売上割合は3%程度である。
25/1期末の従業員数は1,170名(前期末比64.8%増)、うちコンサルタントは940名(同51.9%増)、顧客数は179社(同24.3%増)であった。幅広い業界からのITコンサルティングを中心とした旺盛な需要を背景に、中途採用を中心とするコンサルタントの大量採用、25/1期にかけては顧客開拓のための営業要員の拡充、上場に備えたコーポレート人員の増加により従業員数が増え、顧客数も拡大してきた。
コンサルタントは、アソシエート、コンサルタント、シニアコンサルタントのメンバー層と、マネージャー、シニアマネージャー、ディレクター、パートナーのマネージャー層からなり、25/1期末の構成比は、メンバー層が74.4%、マネージャー層が25.6%であった。
ITコンサルティングでは、大企業を中心とした顧客の基幹システムのオンプレミスシステムからクラウドシステムへの移行、レガシーシステムからオープンシステムへの移行等のプロジェクトの支援が多い。
開発計画の立案やシステムの要件定義といったプロジェクトの計画段階から、SIerやシステムベンダーに対する発注要件であるRFP作成、SIerやシステムベンダーの選定、プロジェクトマネジャーを補佐するPMOでの情報収集、関係部署との調整、プロジェクト管理等までの支援を行い、長期のプロジェクトとなることが多い。
コンサルタントは約5割が顧客先に常駐しているが、残りはリモートワークや会社から対応している。
ビジネスコンサルティングでは、マーケティング、セールス、人事等の非IT領域における戦略策定、業務改善、実行支援等を行っている。
(2025年11月25日時点)



