TOWA Hi SYATEM(4172 TSE Standard)
概要(レポートから抜粋)
◆ 歯科医院向けシステム提供に特化した情報サービス会社
・東和ハイシステムは、歯科医院向けシステム提供に特化した情報サービス会社である。現在の主力製品は、歯科電子カルテ統合システム「Hi Dental Spirit XR-10i」で、機能ごとにシステムが分かれ、運用されてきた歯科医院向けシステムを、一元的に管理・運営できる統合システムとして、東和ハイシステムが独自開発したものである。
◆ 24年9月期決算は4%増収、83%営業増益
・24/9期決算は、前期比3.5%増収、82.8%営業増益であった。厚生労働省による大規模な診療報酬改定を背景に営業活動を積極化したほか、日立製作所(6501東証プライム)グループのAI音声認識技術と音声テキスト化技術を導入した新ソリューション「AI・音声シリーズ」を投入したことなどによって増収を果たした。採算の良いシステム売上の比率が高まったことなどにより、営業利益率は大幅に改善した。
◆ 25年9月期会社計画は5%増収、15%営業増益
・東和ハイシステムは、25/9期について、前期比5.0%増収、同15.1%営業増益と計画している。コンサルティング営業のさらなる徹底と定着化により売上高が拡大することを想定している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、前期実績や同社の施策等を踏まえ、25/9期業績について、売上高2,150百万円(前期比1.7%増)、営業利益450百万円(同6.6%増)と予想した。当センターは、2年に1度の医療保険制度改正に伴うプログラム改定需要がなくなる中で24/9期を上回る売上成長率を見込む会社計画はやや強気と捉えている。
◆ 中期的には着実に業容を拡大していくと予想
・東和ハイシステムは歯科医院向けシステムに特化しているため、短期業績が各種制度改正に代表される外部環境の変化に影響を受けやすい点に留意する必要がある。とはいえ、東和ハイシステムは、製品力に加えて、全国の客先に直接足を運びニーズを丁寧に汲み取る営業サポート体制によって業績に安定感が備わってきていると当センターでは評価しており、中期的には着実に業容が拡大していく可能性が高いと予想している。
・東和ハイシステムは、歯科医院向けシステム提供に特化した情報サービス会社である。現在の主力製品は、歯科電子カルテ統合システム「Hi Dental Spirit XR-10i」で、機能ごとにシステムが分かれ、運用されてきた歯科医院向けシステムを、一元的に管理・運営できる統合システムとして、東和ハイシステムが独自開発したものである。
◆ 24年9月期決算は4%増収、83%営業増益
・24/9期決算は、前期比3.5%増収、82.8%営業増益であった。厚生労働省による大規模な診療報酬改定を背景に営業活動を積極化したほか、日立製作所(6501東証プライム)グループのAI音声認識技術と音声テキスト化技術を導入した新ソリューション「AI・音声シリーズ」を投入したことなどによって増収を果たした。採算の良いシステム売上の比率が高まったことなどにより、営業利益率は大幅に改善した。
◆ 25年9月期会社計画は5%増収、15%営業増益
・東和ハイシステムは、25/9期について、前期比5.0%増収、同15.1%営業増益と計画している。コンサルティング営業のさらなる徹底と定着化により売上高が拡大することを想定している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、前期実績や同社の施策等を踏まえ、25/9期業績について、売上高2,150百万円(前期比1.7%増)、営業利益450百万円(同6.6%増)と予想した。当センターは、2年に1度の医療保険制度改正に伴うプログラム改定需要がなくなる中で24/9期を上回る売上成長率を見込む会社計画はやや強気と捉えている。
◆ 中期的には着実に業容を拡大していくと予想
・東和ハイシステムは歯科医院向けシステムに特化しているため、短期業績が各種制度改正に代表される外部環境の変化に影響を受けやすい点に留意する必要がある。とはいえ、東和ハイシステムは、製品力に加えて、全国の客先に直接足を運びニーズを丁寧に汲み取る営業サポート体制によって業績に安定感が備わってきていると当センターでは評価しており、中期的には着実に業容が拡大していく可能性が高いと予想している。