7075 名証ネクスト(サービス業)
QLSホールディングス
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
保育事業、介護福祉事業、人材派遣事業の3事業を展開
QLSホールディングスは、純粋持株会社で子会社の経営指導・管理を行っている。傘下には保育事業と介護福祉事業を行うクオリスとエルサーブ、人材派遣事業などを行うダウインの3子会社がある。
クオリスは05年、クオリスから人材派遣事業を移管されたダウインは14年、エルサーブはクオリスの子会社として15年に各々設立され、同社は株式移転により19年2月に設立された。
QLSホールディングスグループの23/3期の売上高構成比は、12年に開始した保育事業が69.4%、06年に開始した介護福祉事業が14.4%、07年に開始した人材派遣事業が11.9%であった。また、業務受託による携帯電話等の販売をしている「その他」が4.3%となっている。
セグメント利益率を見てみると保育事業以外は利益水準が低く、保育事業への利益依存度が高い。子会社単体でみるとクオリス、ダウインは当期純利益ベースで黒字を維持しているが、エルサーブは23/3期も当期純損失を計上し、引き続き債務超過の状態にある。
各事業の施設は関東エリア(東京都、埼玉県、神奈川県)、中部エリア(愛知県)、関西エリア(大阪府、京都府、奈良県、兵庫県)、九州・沖縄エリア(福岡県、沖縄県)に分散しているが中部エリアの拠点数は少ない。なお、九州・沖縄エリアについては、福岡県にあるのはモバイル営業所1カ所のみで、他は全て沖縄県にある保育所と介護福祉の施設である。
(2023年6月27日時点)