5127 東証グロース(情報・通信)
グッピーズ
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事業内容(レポートから抜粋)
医療・介護・福祉に特化した求人サイト運営と健康管理アプリの提供を手掛ける
グッピーズは、医療・介護・福祉に特化した求人サイトを運営する人材サービス事業と、スマートフォンによる健康管理アプリを提供するヘルスケア事業を展開している。
23/8期の売上高構成比は、人材サービス事業91.6%、ヘルスケア事業8.4%であった。セグメント利益率(セグメントに帰属しない一般管理費である調整額を各事業に配賦しないベース)では、収益源の人材サービス事業は46.4%と高水準を誇る。一方、先行投資段階にあるヘルスケア事業は損失を計上している。
従業員は、23/8期末において、人材サービス事業の53名に対して、ヘルスケア事業には20名が配属されている。売上高構成比に比べてより高い比率で人材を投入していることが、ヘルスケア事業のセグメント損失の一因と考えられる。
人材サービス事業は、中途転職者向けと新卒求職者(学生)向けに分かれている。23/8期売上高の内訳は、中途転職者向け約18.4億円(構成比76.8%)、新卒求職者向け約3.5億円(同14.8%)であった。
人材サービス事業では、医療・介護・福祉業界における、主に有資格者に対応した求人サイト(求人情報・求職者情報提供事業)を運営している。サイト名は、中途転職者向けが「GUPPY求人」(求人職種数57職種)、新卒学生向けが「GUPPY新卒」(同27職種)である。
(2023年12月28日時点)
沿革(レポートから抜粋)
グッピーズは、薬剤師であり、TIS(3626東証プライム)の前身企業である東洋情報システム等での勤務経験を持つ、肥田義光氏(現代表取締役)によって00年9月に設立された。しかし、日本初の医療系求人サイトである「GUPPY(現GUPPY求人)」は、肥田氏が設立した有限会社グッピー(現在は肥田氏の資産管理会社)によって00年5月に開始され、同年9月から同社がその運営を引き継いでいる。
09年5月にグッピーズは、GUPPYにおいて閲覧課金型の料金システムを導入した。この施策が高い採用コストに困っていた歯科医院にとって採用コストの低減に繋がり、グッピーズにとっては飛躍の契機となった。
10年4月には、新卒学生向け就職サイト「GUPPY就職(現GUPPY新卒)」が開始された。15年9月にグッピーズは、医療・介護・福祉の就職情報誌を発行した。
16年11月、グッピーズは、健康管理アプリ「グッピーヘルスケア」をリリースし、ヘルスケア事業を開始した。19年10月には健康保険組合連合会と業務提携した。
22年9月、グッピーズは東京証券取引所グロース市場に上場した。23年6月には、歯科医院検索及び予約サービスである「歯科医院の窓口」の提供を開始した。
(2023年7月7日時点)