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9417 東証スタンダード(情報・通信)

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スマートバリュー

アップデートレポート

(公開日 2020.03.27)

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概要(レポートから抜粋)

◆ 会社概要
・スマートバリュー(以下、同社)は、現在、クラウドシステムによるソリューション提供を展開している。これまで展開してきた携帯電話販売代理店運営(モバイル事業)は 20/6 期第 3 四半期末をもって売却し、同事業から撤退する。

◆ 20 年 6 月期第 2 四半期累計期間決算
・20/6 期第 2 四半期累計期間(以下、上期)決算は、売上高 3,391 百万円、(前年同期比 9.2%減)、営業損失 52 百万円(前年同期は 62 百万円の利益)となった(前年同期の単体業績との比較)。期初の上期の会社計画に対する売上高の達成率は 93.0%に留まり、営業損失は期初計画よりやや拡大した。モバイル事業の事業環境の悪化と、クラウドソリューション事業のうちのカーソリューションの競争激化による減収が影響した。

◆ 20 年 6 月期連結業績予想
・20/6 期連結業績について、同社は売上高 6,904 百万円(前期比 10.8%減)、営業利益 91 百万円(同 71.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,029 百万円(同 431.6%増)へ計画を修正した。モバイル事業の売却等で売上高と営業利益は下方修正された一方で、特別利益の発生で、親会社株主に帰属する当期純利益は上方修正された。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、20/6 期の連結業績を、売上高 6,841 百万円(同 11.6%減)、営業利益 86 百万円(同 72.8%減)と会社計画を若干下回る水準を予想した。事業売却と人員増やオフィス移転等による費用増で減収減益と予想した。

◆ 今後の注目点
・当センターでは、モバイル事業の売却で 21/6 期は前期比 23.0%減収となるが、22/6 期は同 11.5%増収とし、売上総利益率上昇と売上高販管費率低下で売上高営業利益率は 22/6 期の 6.3%まで改善すると予想した。
・今後はクラウドソリューション事業へ経営資源を集中することになるが、売上及び利益の増加ペースに影響を与える同事業のストック売上の積み上がり方に一層注目していきたい

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