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9250 東証グロース(サービス業)

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GRCS

アップデートレポート

(公開日 2023.09.01)

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GRCS(9250 TSE Growth)

概要(レポートから抜粋)

◆ GRCとセキュリティ領域等でソリューションと製商品を提供
・GRCS(以下、同社)は、企業の経営課題となっているG:ガバナンス、R:リスク、C:コンプライアンス(以下、GRC)及びS:セキュリティの視点に着目し、各領域に精通したコンサルタントやエンジニア等の専門人材による各種ソリューションや、GRCとセキュリティ領域の専門業務ツール(プロダクト)を提供している。
・同社は、21/11期より、金融機関のトレーディングシステム等の開発、運用、保守等を対象とするフィナンシャルテクノロジー事業に注力している。22/11期の事業別売上高は、GRCソリューション・プロダクト事業1,866百万円、フィナンシャルテクノロジー事業531百万円であった。

◆ 23年11月期上期決算は大幅増収ながら営業損失が拡大した
・23/11期第2四半期累計期間(以下、上期)の連結決算は、前年同期単体数値比22.7%増収ながら、営業損失は前年同期の単体数値の9百万円から125百万円に拡大した。M&Aの影響や管理部門の人員増等により、販売費及び一般管理費が同222百万円増加した。

◆ 23年11月期について同社は業績予想を下方修正
・23/11期業績について同社は、失注や受注の遅れ、事業譲受に伴う取得関連費用の発生等により、売上高を3,277百万円→3,005百万円(前期比25.3%増)、営業利益192百万円→36百万円に下方修正した。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、23/11期上期実績や同社の施策を踏まえて、23/11期の売上高を3,250百万円→3,010百万円(前期比25.5%増)、営業利益を143百万円→38百万円に下方修正した。

◆ 来期以降も下方修正したが、損益の回復に対する見方は不変
・当センターでは、GRCソリューションとフィナンシャルテクノロジーの売上高を減額したため、24/11期以降の業績予想も下方修正した。
・GRCソリューション・プロダクト事業の拡大と、フィナンシャルテクノロジー事業の収益化により、24/11期は26.6%増収、営業利益5.2倍、25/11期は18.1%増収、64.6%営業増益と、大幅な増収増益を予想する。

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