コンフィデンス・インターワークス

◆ 事業内容
・ゲーム業界向けに人材派遣や紹介などを行うコンフィデンスが23年8月に製造業への人材紹介や求人情報サイトの運営などを行うインターワークスを吸収合併して、コンフィデンス・インターワークスに社名変更した。
・コンフィデンス・インターワークスの報告セグメントは、主にゲーム業界向けに人材派遣・受託を行うHRソリューション事業（人材派遣・受託）、製造業などへの人材紹介を行うHRソリューション事業（人材紹介）、求人情報サイトの運営などを行うメディア＆ソリューション事業からなる。

◆ 25年3月期決算の概要
・25/3期の売上高は前期比12.1%増の8,392百万円、営業利益は同9.0%増の1,303百万円であった。稼働人員の減少によりHRソリューション事業（人材派遣・受託）が減収減益となったことが主因で期初計画を若干下回った。

◆ 26年3月期の会社計画
・26/3期の会社計画は、売上高9,500百万円（前期比13.2%増）、営業利益1,430百万円（同9.7%増）である。ゲーム業界の人材需要の鈍化をWEB業界への人材派遣でカバーし、HRソリューション事業（人材派遣・受託）が増収に転じる計画となっている。尚、同社は25年7月に子会社化を予定するテレビ番組制作などを行うＢＲＡＩＳＥの業績寄与は、子会社化の終了後に公表するとしている。
・証券リサーチセンターでは、25/3期実績や子会社の異動を踏まえ、26/3期業績予想について、売上高は9,680百万から10,661百万円へ、営業利益は1,563百万円から1,598百万円へ上方修正した。

◆ 今後の事業戦略
・コンフィデンス・インターワークスは、顧客深耕や既存顧客に対するクロスセルの推進などに注力し、持続的な事業規模拡大を目指す考えを示している。
・当センターでは、コンフィデンス・インターワークスの競争優位性の源泉である高い採用力や精度の高いマッチングを行うノウハウを評価し、顧客深耕により事業規模拡大を継続することは可能と考えている。