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概要(レポートから抜粋)

◆終末期を迎えたがん患者と難病患者のケアに特化した施設を運営
日本ホスピスホールディングス(以下、同社)は、死を迎えつつある段階(終末期)での 「看取り」 に対応するターミナルケアを、在宅ホスピスという形で、末期がん患者と難病患者に特化して提供している。

在宅ホスピスは、生活の場である自宅で最期を迎えられるようにするもので、ホスピス住宅の提供と、在宅ホスピスサービスの提供という2つの形式で行われる。ホスピス住宅は、自宅の快適さ(生活の質の維持・向上)と病院の安心感(医療従事者による24時間体制の症状のコントロール)の両方が実現可能な施設と定義される。

同社は株式移転により、17年1月にナースコールの完全親会社として設立された。同社グループは、同社と、ナースコール、カイロス・アンド・カンパニーの2社の子会社で構成されている。同社設立時点でのホスピス住宅は4棟86室だったが、年4棟増のペースで拡大を続け、18/12期末時点で12棟323室となっている。

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