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5704 東証マザーズ(非鉄金属)

JMC

ベーシックレポート

(公開日 2018.11.30)

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概要(レポートから抜粋)

3Dプリンターと鋳造をベースとした試作・少量生産のプロフェッショナルメーカー
短期では業績回復の持続性、中長期には新規事業及び新規領域への展開に注目

1.会社概要
・JMC (以下、同社)は、3Dプリンターと鋳造により産業用途の試作品及び少量生産品を提供するほか、産業用CTを用いた検査・測定サービスも提供している。また、新規事業として医療分野への展開も図っている。

2.財務面の分析
・11/4期~17/12期までの年平均成長率は、売上高が14.8%、経常利益はマイナス12.3%となった。決算期変更後は、15/12期194百万円、16/12期172百万円で推移した経常利益は、17/12期は 鋳造事業の不振等によって前期比83.3%減の28百万円と大幅に悪化した。
・製造業向けの試作や設計支援を行っている上場企業との比較では、直近の 業績悪化で収益性での優位性はないものの、売上高や総資産の成長性、安全性指標の自己資本比率と流動比率では優位性がある 。

3.非財務面の分析
・同社の知的資本の源泉は、デジタルの特性が強い3Dプリンター出力事業と、アナログの特性が強い鋳造事業を1社で併せ持っていることにある。この体制となり、鋳造事業が牽引する形で顧客基盤が拡大し、経験する案件の増加によりノウハウの蓄積が進むという好循環が生み出された。

4.経営戦略の分析
・対処すべき課題として、17/12期に大きく 悪化した業績の立て直しのほか、3Dプリンター事業での金属を素材とした造形への挑戦、鋳造事業における取り扱い素材の拡大、新規事業としての医療分野への参入、コーポレート・ブランドの確立が挙げられる。
・持続的成長のための基盤を18/12期に確立した上で、既存事業の競争力の更なる強化、CT事業での市場形成、「HEARTROID」を中心にした医療分野への本格展開を進めるのが、当面の成長戦略となる。

5.アナリストの評価
・証券リサーチセンターでは、業界の常識に囚われない経営戦略をとってきたことと、業績立て直しの局面での経営力を評価する。
・今後は、既存事業での需要増に対してどこまで供給体制を整えられ るかが焦点となろう。その観点で、今後の設備投資の動向に注目する。また、新規参入領域としての医療分野への展開の進捗にも注目したい。

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