概要(レポートから抜粋)
◆精密蒸留の専業受託会社
大阪油化工業(以下、同社)は素材加工の一環として行われている精密蒸留を専業で請け負っている。精密蒸留とは化学物質のわずかな沸点の差を利用して混合物から目的とする物質を分離・精製することを指すが、同社は独自設計による多目的蒸留装置により、多品種に対応している。
同社の加工技術は主に医薬・農薬、電子材料、自動車などの部材に使用される機能性化学品の製造過程で利用されている。
◆大手メーカーが主な販売先
同社の販売先は化学、繊維、医薬品メーカーを中心に約100社に上るが、約9割が上場企業となっている。一方、上位4社で16/9期の売上高の6割弱を占めており、特定企業への売上依存度は高い。
同社の売上高は顧客の研究開発部門の支援を行うサービスである「研究開発支援」、基礎研究段階からスケールアップした製造規模の蒸留及びそれに付随するサービスを提供する「受託加工」、顧客が自社で蒸留を行うための支援サービスである「プラントサービス」に区分されている。
大阪油化工業(以下、同社)は素材加工の一環として行われている精密蒸留を専業で請け負っている。精密蒸留とは化学物質のわずかな沸点の差を利用して混合物から目的とする物質を分離・精製することを指すが、同社は独自設計による多目的蒸留装置により、多品種に対応している。
同社の加工技術は主に医薬・農薬、電子材料、自動車などの部材に使用される機能性化学品の製造過程で利用されている。
◆大手メーカーが主な販売先
同社の販売先は化学、繊維、医薬品メーカーを中心に約100社に上るが、約9割が上場企業となっている。一方、上位4社で16/9期の売上高の6割弱を占めており、特定企業への売上依存度は高い。
同社の売上高は顧客の研究開発部門の支援を行うサービスである「研究開発支援」、基礎研究段階からスケールアップした製造規模の蒸留及びそれに付随するサービスを提供する「受託加工」、顧客が自社で蒸留を行うための支援サービスである「プラントサービス」に区分されている。