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概要(レポートから抜粋)

首都圏を中心に鶏料理居酒屋「てけてけ」などを運営する外食チェーン
新規出店効果や食材調達の見直し等により、19年2月期から業績回復へ

◆首都圏を中心に鶏料理居酒屋「てけてけ」などを展開
・ユナイテッド&コレクティブ(以下、同社)は、首都圏を中心に鶏料理居酒屋「てけてけ」などの居酒屋業態と、ハンバーガーカフェ「the 3rdBurger」のファーストフード業態を運営する独立系外食チェーンである。
・店内での食材加工度を高く保ちながらも、商品品質を落とさない加工工程に限り、外部工場を活用する方式であるProductive In Store Preparationを経営戦略としていることが差別化要因となっており、中心業態である「てけてけ」は多店舗化による成長段階に入っている。

◆ 18年2月期決算は16%増収、21%営業減益
・18/2期決算は 、15.9%増収、20.7%営業減益、25.9%経常減益であった。新規出店効果から売上高は増加したものの、酒税法改正等による原価率の悪化や、都心店舗の増加に伴う地代家賃の急増などにより、営業減益を余儀なくされた。

◆ 19年2月期の会社計画は34%増収、33%営業増益
・19/2期について同社は、新規出店数の増加による売上高の拡大や、一部調理工程における外部委託の 開始(食材調達の見直し)による売上総利益率の改善を背景に、33.7%増収、33.4%営業増益を計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、期末店舗数や1店当たりの売上高の前提を引き下げたことなど から、19/2期の業績予想を 見直し 、売上高は9,050百万円→8,284万円(前期比30.5%増)に、営業利益は399百万円→270百万円(同33.9%増)に減額した。

◆20年2月期以降も営業増益が継続すると予想
・当センターでは、新規出店効果や食材調達の見直し等が、引き続き、業績拡大をけん引すると想定し 、20/2期は前期比42.6%、21/2期は同39.7%の営業増益を予想している。

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