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4491 東証スタンダード(情報・通信)

コンピューターマネージメント

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

西日本を地盤に全国規模で幅広いITソリューションを提供する独立系SIer

コンピューターマネージメント(以下、同社)は、西日本を地盤に、全国規模で幅広いITソリューションを提供する独立系SIerである。

同社グループは、システムソリューションサービスの単一セグメントであるが、事業領域を「ゼネラルソリューションサービス(以下、ゼネラルソリューション)、「インフラソリューションサービス(以下、インフラソリューション)」、「ERPソリューションサービス(以下、ERPソリューション)」に区分している。

18/3期以降の数値を見ると、ゼネラルソリューションが売上高の約7割を占めており、主力サービスに位置付けられる。インフラソリューションとERPソリューションは、各々売上高の1~2割を占めている。

同社は、近年、BPO(Business Process Outsourcing)サービスに注力しており、18年7月にサービス拠点となるBPOセンターを大阪市に開設した。BPOとは、自社の業務プロセスの一部を、継続的に外部の専門的な企業に委託することである。総務、人事、経理等の間接部門で行われていた給与計算、データの入出力、処理、コールセンターや物流センター運営、事務処理代行等の幅広い業務を対象に、専門業者がサービスを提供している。

同社は、ITサービス会社として、ヘルプデスク、キッティング、BI分析、データクレンジング、AMS等をBPO業務と定め、積極的にサービス拡大に取り組んでいる。BPOサービスの売上高構成比は5%前後となっている模様である。

ゼネラルソリューションにおいては、同社の技術者と外注先の技術者であるビジネスパートナー(以下、BP)が、オープン系システムから汎用系システムまでを対象に、システムの企画立案、開発(受託、常駐派遣)、運用・保守、ERP以外のパッケージソリューション、ヘルプデスク等のBPOサービス等、幅広いサービスを提供している。

パッケージソリューションでは、ウイングアーク1st(4432東証プライム)のBIソリューションであるMotionBoardやDr.Sum、米UiPathのRPAソリューションであるUiPathの導入支援を行っている。

(2022年7月22日時点)

沿革(レポートから抜粋)

同社は、事務処理用のソフト開発(現在のゼネラルソリューション)を目的に、大阪府大阪市に現代表取締役社長竹中勝昭氏によって81年に設立された。

顧客の要望に応じて、84年に東京に出張所(現東京本社)を開設すると、全国各地に拠点を整備して行った。87年に松山営業所(現四国営業所)、97年に仙台営業所、17年に広島オフィス、18年に高松オフィス、19年に福岡オフィスを開設した。

同社は、ERP市場の成長を予想して、03年にERP事業部を設置すると共に、ERPソリューションを開始した。SAPの認定資格の取得が必要であるため、収益貢献には時間を要したようであるが、10年頃からERPソリューションは成長軌道に乗った。

12年にはオービックビジネスコンサルタントの奉行シリーズ等を手掛けるノックスを買収し、ERPソリューションの事業基盤を強化した。

11年には、クラウド市場の成長を見据えて、インフラ事業部を設置すると共に、インフラソリューションを開始した。市場の拡大や技術者の増員を背景に、インフラソリューションは15年頃から同社の成長の牽引役の一つとなっている。

20年3月、同社は東京証券取引所ジャスダック(スタンダード)市場に上場した。

(2021年7月30日時点)

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