4040 東証スタンダード(化学)
南海化学
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
苛性ソーダを中心とする基礎化学品メーカー
南海化学は、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)及び苛性ソーダ生成時に生じる併産物の応用品を取り扱う基礎化学品メーカーである。
前身となる企業は1906年創業で、1939年に中山製鋼所(5408東証プライム)と合併、1951年に分離したが長く中山製鋼所のグループ企業だった。中山製鋼所が同社株式を売却する方針となったのを機に、13年にMBOにより独立した。
生産量で見ると苛性ソーダメーカーとしては中堅規模であり、小ロットながらニッチな領域の製品の展開を得意としている。また、基礎化学品に次ぐ第2の柱として環境リサイクルビジネスに積極的に打って出る方針を明確にしている。
南海化学の事業は、化学品事業、各種塩事業の2つの報告セグメントに分類される。売上高では化学品事業が8割強を占め、営業利益でも化学品事業が大半を占めている。
また、製品区分別に見ると、化学品事業の基礎化学品が全体の売上高の約半分を占めている。
(2023年4月25日時点)