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4019 東証グロース(情報・通信)

スタメン

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

企業のエンゲージメント向上を支援するプラットフォーム事業を展開

スタメン(以下、同社)は、「一人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める。」という経営理念のもとに、エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」というSaaSモデルのサービス、及びコミュニティ運営プラットフォーム「FANTS」を提供している。

同社の事業は、従業員エンゲージメント事業「TUNAG」、コミュニティエンゲージメント事業「FANTS」が主である。売上高の内訳は開示されていないが、売上高の9割程度を「TUNAG」が占めている。

同社グループは同社並びに21年10月に設立された人材紹介事業を行うSTAGE、23年1月にコミュニティエンゲージメント事業の分割準備会社として設立されたスタジアム、同じく1月に設立された新規事業創出を担当するQualityStartで構成されている。STAGEは22/12期から連結対象で、スタジアムは23/12期第1四半期から連結対象となる予定である。QualityStartについては、本格的な事業開始前であり連結対象となる時期は未定である。

同社は、エンゲージメントを会社と従業員及び従業員同士の相互信頼関係が確立されている状態と定義し、待遇や報酬、職場環境といった与えられたモノの上に成り立つ従業員満足度とは異なる概念と捉えている。

また、従業員満足度は、外部環境の変化などで待遇や環境が悪化するとともに低下するが、エンゲージメントは外部環境に左右されず、安定性のある強い組織づくりに寄与すると考えている。「TUNAG」は、企業のエンゲージメント向上を通じて、企業活動を支援するプラットフォームサービスである。

同社は、企業のエンゲージメントを向上するためには、
①現在の組織状態を把握して課題を明らかにする
②課題に対して適切な社内制度を企画・設計する
③施策の自走化を促して改善を加えながら継続的に運用していく
という3つのステップが必要と考えている。「TUNAG」は、それぞれのステップに対して、「エンゲージメントサーベイ」、「組織改善コンサルティング」、「社内制度運用クラウド」というソリューションを提供している。

(2023年4月7日時点)

沿革(レポートから抜粋)

同社は16年1月に設立され、同年8月に「TUNAG」の開発を開始した(図表7)。17年1月に「TUNAG」のベータ版をリリースし、同年4月にエンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」として正式にリリースした。

19年11月にはグローバル版をリリースし、20年5月にオンラインサロンのプラットフォームである「FANTS」の提供を開始した。

20年12月に東京証券取引所マザーズ市場へ株式を上場した(市場再編に伴い現在はグロース市場)。

同社の創業者で現代表取締役社長である加藤厚史氏は、京都大学大学院を卒業後、中京テレビ放送に入社した。その後エイチーム(3662東証プライム)に入社し、人事業務の傍らウェディング事業を立ち上げて取締役に就任した。16年に自らの信念である「人と組織」にフォーカスした会社を創りたいとの想いから同社を創業した。

スタメンという社名は、「Star Members(スターメンバーズ)」が由来で、加藤氏の「一人ひとりのメンバーがスターのように光り輝く会社にしたい」という想いが込められている。

(2022年4月22日時点)

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