9558 東証グロース(サービス業)
ジャパニアス
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事業内容(レポートから抜粋)
IT企業やメーカーに技術者を派遣するオンサイト型開発支援と受託開発を展開
ジャパニアスは、IT・通信業界やエレクトロニクス、自動車などの製造業を中心とする顧客企業にエンジニアを派遣するオンサイト型(顧客の拠点に常駐して行う)開発支援及び自社の拠点で受託開発を行う先端エンジニアリング事業を行っている。
ジャパニアスは、先端エンジニアリング事業の単一セグメントで、連結子会社はない。
売上高は派遣、請負、人材紹介に分けて開示されており、オンサイト型開発支援のなかの請負契約及び準委託契約に基づく売上高、受託開発の売上高は請負に含まれている。23/11期の売上構成比は、オンサイト型開発支援の派遣契約に係る売上高である派遣が96.9%、請負が2.5%、人材紹介が0.6%と、派遣が大きな部分を占めている。
ジャパニアスが人材紹介会社などを通じてエンジニアを正社員として採用し、顧客企業のニーズに沿って派遣している。
派遣契約(ジャパニアスが雇用するエンジニアをニーズに応じて企業に派遣し、エンジニアは派遣先企業の指揮命令のもと労働に従事する)が主であるが、請負契約(顧客企業から業務を受託し、その業務遂行の指示やエンジニアの労務管理についての責任をジャパニアスが負って仕事を完成して成果物を納品する)や準委任契約(請負契約と似ているが、業務の遂行自体が目的で、結果や成果物の完成についての責任は求められない点が違い)に基づく業務も行い、顧客企業の幅広い要望に対応できる体制を敷いている。
ジャパニアスの受託開発拠点である横浜開発センターにおいて、ソフトウェア開発からハードウェア設計、電子回路設計など、顧客企業の様々な業務を引き受けて代行している。
不動産・設備・建設業界に特化した転職支援サイト「Prime Career(プライムキャリア)」を運営し、登録者のキャリアプランの相談や転職の支援を行っている。ジャパニアスは、求人企業のニーズにマッチする候補者を紹介し、採用が決定して入社した際に、採用企業から紹介手数料を得ている。紹介手数料は、採用企業ごとに相対で決定しており、概ね採用する人材の想定年収の数カ月分となっている。
(2024年8月2日時点)
沿革(レポートから抜粋)
創業者で現代表取締役会長兼社長である西川三郎氏は、千代田生命(現 ジブラルタ生命)、東京マシナリー(現TMCシステム)を経て99年12月に同社を設立し、エレクトロニクスメーカー向けのオンサイト型開発支援を開始した。
07年8月に大阪営業所(現 大阪事業所)を開設し、その後は宇都宮営業所(現 宇都宮事業所)、福岡営業所(現 福岡事業所)、大宮営業所(現 大宮事業所)、仙台営業所(現 仙台事業所)と全国に拠点を拡大していった。受託開発の拠点として08年1月に横浜開発センターを開設し、20年5月に品川開発センター(現在は横浜開発センターと統合)を開設した。
22年9月に東京証券取引所グロース市場に上場した。
(2024年3月22日時点)