概要(レポートから抜粋)
◆ 会社概要
・JMC(以下、同社)は、3Dプリンターと鋳造により産業用途の試作品及び少量量産品を提供するほか、産業用CTを用いた検査・測定サービスも提供している。また、新規事業として医療分野への展開も図っている。
◆ 21年12月期決算
・21/12期決算は、売上高2,416百万円(前期比1.7%減)、営業利益102百万円(前期は220百万円の損失)となった。CT事業での機器販売が想定ほど伸びずに売上高は期初計画を下回ったものの、鋳造事業は第3四半期から、3Dプリンター出力事業は第4四半期から業績回復が本格化して、通期では利益は期初計画を上回り、営業黒字を回復した。
◆ 22年12月期業績予想
・22/12期業績について、同社は売上高3,000百万円(前期比24.1%増)、営業利益273百万円(同167.0%増)と予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、22/12期の業績を、売上高3,067百万円(前期比26.9%増)、営業利益301百万円(同195.2%増)と予想する。21/12期の第4四半期からの需要回復の流れが継続するとともに、量産鋳造等の新たな需要開拓に向けての施策が奏功してくるものとした。なお、CT事業での機器販売は想定していない。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、23/12期は前期比16.7%増収、24/12期は同16.0%増収を見込み、売上高営業利益率は24/12期には11.2%まで上昇すると予想した。
・同社は新工場棟建設を含め、全社的に3Dプリンターで量産プロセスまでをカバーする体制の構築を進めている。量産プロセスまでを手掛けていくのは、業界が進もうとする方向にも合致しており、それらが23/12期以降の業績拡大にどのようにつながっていくかに注目していきたい。
・JMC(以下、同社)は、3Dプリンターと鋳造により産業用途の試作品及び少量量産品を提供するほか、産業用CTを用いた検査・測定サービスも提供している。また、新規事業として医療分野への展開も図っている。
◆ 21年12月期決算
・21/12期決算は、売上高2,416百万円(前期比1.7%減)、営業利益102百万円(前期は220百万円の損失)となった。CT事業での機器販売が想定ほど伸びずに売上高は期初計画を下回ったものの、鋳造事業は第3四半期から、3Dプリンター出力事業は第4四半期から業績回復が本格化して、通期では利益は期初計画を上回り、営業黒字を回復した。
◆ 22年12月期業績予想
・22/12期業績について、同社は売上高3,000百万円(前期比24.1%増)、営業利益273百万円(同167.0%増)と予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、22/12期の業績を、売上高3,067百万円(前期比26.9%増)、営業利益301百万円(同195.2%増)と予想する。21/12期の第4四半期からの需要回復の流れが継続するとともに、量産鋳造等の新たな需要開拓に向けての施策が奏功してくるものとした。なお、CT事業での機器販売は想定していない。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、23/12期は前期比16.7%増収、24/12期は同16.0%増収を見込み、売上高営業利益率は24/12期には11.2%まで上昇すると予想した。
・同社は新工場棟建設を含め、全社的に3Dプリンターで量産プロセスまでをカバーする体制の構築を進めている。量産プロセスまでを手掛けていくのは、業界が進もうとする方向にも合致しており、それらが23/12期以降の業績拡大にどのようにつながっていくかに注目していきたい。