9214 東証グロース(サービス業)
Recovery International
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
在宅療養生活を支える看護士やリハビリ職による訪問看護サービスを提供
Recovery International(以下、同社)は、利用者の自宅などに訪問し、病気や障害に応じた看護を24時間365日行う訪問看護サービス事業を行っている。医師の指示書に基づき、病院と同じような医療処置や自宅で最期を迎えたいという希望に沿った看護を提供している。
21/12期末時点で、東京都新宿区、兵庫県西宮市、高知県南国市、沖縄県那覇市の各地に訪問看護ステーションを合計4事業所、従たる事業所を東京都に10事業所、高知県高知市に1事業所を運営している。
事業所数は19/12期末11事業所、20/12期末11事業所と横ばいであったが、21/12期末は15事業所と事業所の開設に積極的になっている。
事業所の人員配置は、看護師6名、理学療法士などのリハビリ職5名の11名体制と、業界の平均よりは多い人員数を基本としている。
東京都の事業所は西部エリア(東村山市、西東京市、小平市、渋谷区、大田区、中野区に各1カ所、杉並区、練馬区に各2カ所)に集中しており、ドミナント展開を基本としている。
20/12期からは最適な訪問効率を確保できるエリアを定め、訪問看護の受託の可否を決定しており、移動時間の短縮と1看護師当たりの訪問件数の増加を実現している。
看護には健康状態の観察、病状悪化の防止・回復、リハビリテーション、床ずれの処置や服薬の管理・指導、点滴、注射、カテーテルの交換などの医療処置、主治医、薬剤師、ケアマネージャーとの連携などが含まれる。
訪問看護サービスは、自費での利用もあるが、多くは医療保険制度や介護保険制度が適用され、利用者の主治医の指示書に基づき提供されている。
(2022年2月4日時点)