4379 東証グロース(情報・通信)
Photosynth
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
オフィス向けのクラウド型入退室管理システムに関する事業を主に展開
Photosynth(以下、同社)グループは、同社及び連結子会社1社(MIWA Akerun Technologies)で構成されており、スマートロック等のエッジ端末による個人認証とセキュリティを主軸としたサービスをオフィス向け、住宅向けに提供する「Akerun事業」を展開している。
同社グループは「Akerun事業」の単一セグメントである。21/12期第2四半期累計期間(以下、上期)における売上のほとんどが法人オフィス向けである。
同社の中核サービスである法人向け「Akerun入退室管理システム」は、鍵の物理的開閉やデータ通信などを担うハードウェアと、認証・鍵権限の管理・履歴の閲覧などを行うスマートデバイス向けアプリケーション及びWebアプリケーション等のソフトウェアで構成されている。
「Akerun入退室管理システム」で提供されるハードェアには、サムターン錠に対応する「Akerun Pro」と、電気錠や自動ドア、フラッパーゲート等の電気制御の扉に対応する「Akerunコントローラー」がある。21/12期上期の売上高の約9割を「Akerun Pro」が占めている。
同社は顧客が「Akerun入退室管理システム」を使用する期間にわたって月次使用料を受け取る。月次使用料の定価は、1扉当たり17,500円(税抜)であり、契約期間や導入する扉の数に応じて変動する。
月次使用料には、ハードウェアとソフトウェアの使用料に加えて、「Akerun Pro」や「Akerunコントローラー」の交換用電池の費用も含まれている。導入費用は、原則として受け取らないが、「Akerunコントローラー」の設置工事業者やICカードの手配を顧客から依頼された際には、それらの代金を顧客より受け取る。
(2021年11月9日時点)