概要(レポートから抜粋)
◆ 会社概要
・GA technologies(以下、同社)は、不動産業界でのDX活用により、不動産テック総合サービス「RENOSY(リノシー)」を運営している。
◆ 21年10月期上期決算
・21/10期第2四半期累計期間決算は、売上高36,882百万円(前年同期比50.0%増)、営業利益98百万円(同76.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失248百万円(前年同期は115百万円の利益)となった。売上高の大半を占めるRENOSY iBuyer事業は、人員配置の関係で第1四半期こそ伸び悩んだが、第2四半期で挽回した。一方、人件費や採用費等の費用増で利益は伸び悩んだ。
◆ 21年10月期業績予想
・21/10期業績について、同社は売上高85,000百万円(前期比34.8%増)、営業利益2,455百万円(同30.0%増)という期初計画を据え置いている。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、21/10期の業績を、売上高89,315百万円(前期比41.6%増)、営業利益2,509百万円(同32.9%増)と売上高のみ上方修正した。前回予想と同様、主力のRENOSY iBuyer事業が増収を牽引する展開を想定しているが、21年6月に連結子会社化したパートナーズの寄与を予想に反映させた。売上高営業利益率は同0.2%ポイント低下の2.8%とした(会社計画では2.9%)。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、22/10期は前期比25.0%増収、23/10期は同19.2%増収となり、売上高営業利益率は23/9期に3.8%まで上昇すると予想した。
・同社は20年12月に各サービスとサイトを「RENOSY」ブランドに統合するとともに、RENOSY iBuyer事業とRENOSY Living事業を統合してRENOSY マーケットプレイス事業と改めた。「RENOSY」ブランドの知名度向上とサービスのワンストップ化を促進するものであり、その施策が業績にどのように反映されていくか、進捗に注目していきたい。
・GA technologies(以下、同社)は、不動産業界でのDX活用により、不動産テック総合サービス「RENOSY(リノシー)」を運営している。
◆ 21年10月期上期決算
・21/10期第2四半期累計期間決算は、売上高36,882百万円(前年同期比50.0%増)、営業利益98百万円(同76.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失248百万円(前年同期は115百万円の利益)となった。売上高の大半を占めるRENOSY iBuyer事業は、人員配置の関係で第1四半期こそ伸び悩んだが、第2四半期で挽回した。一方、人件費や採用費等の費用増で利益は伸び悩んだ。
◆ 21年10月期業績予想
・21/10期業績について、同社は売上高85,000百万円(前期比34.8%増)、営業利益2,455百万円(同30.0%増)という期初計画を据え置いている。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、21/10期の業績を、売上高89,315百万円(前期比41.6%増)、営業利益2,509百万円(同32.9%増)と売上高のみ上方修正した。前回予想と同様、主力のRENOSY iBuyer事業が増収を牽引する展開を想定しているが、21年6月に連結子会社化したパートナーズの寄与を予想に反映させた。売上高営業利益率は同0.2%ポイント低下の2.8%とした(会社計画では2.9%)。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、22/10期は前期比25.0%増収、23/10期は同19.2%増収となり、売上高営業利益率は23/9期に3.8%まで上昇すると予想した。
・同社は20年12月に各サービスとサイトを「RENOSY」ブランドに統合するとともに、RENOSY iBuyer事業とRENOSY Living事業を統合してRENOSY マーケットプレイス事業と改めた。「RENOSY」ブランドの知名度向上とサービスのワンストップ化を促進するものであり、その施策が業績にどのように反映されていくか、進捗に注目していきたい。