4196 東証スタンダード(情報・通信)
ネオマーケティング
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事業内容(レポートから抜粋)
生活者視点のマーケティング支援サービスをトータルで提供
ネオマーケティンググループは、ネオマーケティングと子会社であるパイルアップ、セールスサポート、Zeroで構成されている。
「人と企業の架け橋となる価値ある情報サービスを提供し、人々の生活向上と社会発展に貢献する」という経営理念のもとに、「生活者起点(=消費者目線)のマーケティング支援」をコンセプトとした多様なマーケティング支援サービスを、食品や飲料、化粧品、トイレタリー、日用品といった消費財メーカーや、消費者向けサービスを提供する企業などへ提供している。
ネオマーケティングは、マーケティング支援事業の単一セグメントで、提供するサービスは、カスタマードリブン、インサイトドリブン、デジタルマーケティング、PR、カスタマーサクセス、その他に分類されている。カスタマードリブンとインサイトドリブンの売上高合計が全体の約6割を占めている。
カスタマードリブンは、ネオマーケティングが運営する生活者パネルであるアイリサーチから収集した定量的データを数値化して分析する、定量調査を核としたマーケティングである。
マーケティング施策に活用できるように顧客分類(優良顧客、一般顧客、離反顧客、非購入者、非認知者)を行い、顧客が商品やサービスを知ってから購入するまでの行動、思考、感情などを詳細に解析してクライアント企業に有効なプロモーション施策から実施後の検証までを提供している。
ネオマーケティングが運営する生活者パネルであるアイリサーチから収集した定量的データを数値化して分析する、定量調査を核としたマーケティングである。
マーケティング施策に活用できるように顧客分類(優良顧客、一般顧客、離反顧客、非購入者、非認知者)を行い、顧客が商品やサービスを知ってから購入するまでの行動、思考、感情などを詳細に解析してクライアント企業に有効なプロモーション施策から実施後の検証までを提供している。
インサイトドリブンは、定性調査を核とした「人を動かす隠れた心理(インサイト)」を発見するのに適したマーケティングサービスである。
具体的には、アイリサーチのなかから最適な対象者を抽出し、インタビューや行動観察(実際に商品を使用している姿を観察すること)により、数値では計測できない潜在的な意識を明らかにする。この結果に基づいて同社のマーケティングコンサルタントがマーケティング施策のコンセプトやアイデアを考え、クライアント企業に提案している。
(2024年1月12日時点)
沿革(レポートから抜粋)
同社は2000年10月に設立された(図表6)。設立時の社名はメディアインタラクティブであった。
06年12月にマーケティングプラットフォーム「アイリサーチ」の提供を開始し、11年11月に沖縄県石垣市にマーケティングセンター「石垣マーケティングラボ」を開設した。
12年4月にネオマーケティングに商号変更し、同年6月に子会社テレビウォッチャーを設立した(同年10月にデータニュースに商号変更)。14年6月に香港にNEO MARKETING ASIA LIMITED(21年2月に清算が終了)を設立し、15年5月に沖縄県那覇市にマーケティングセンター「沖縄はなマーケティングラボ」を開設した。
同年11月にセールスサポートを子会社化し、19年2月にデータニュース(設立時はテレビウォッチャー、12年10月に商号変更)をパイルアップに商号変更した。
21年4月に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場した(市場再編に伴い現在はスタンダード市場)。
同社の創業者で現代表取締役社長である橋本光伸氏は早稲田大学を卒業して99年に日本経済広告社に入社してテレビ、雑誌、新聞など様々なメディアの広告を手掛けた。2000年に生活者起点(=消費者目線)のマーケティングを実現したいとの想いから起業した。
(2023年1月20日掲載時点)