概要(レポートから抜粋)
◆ 医療ビッグデータをもとに事業展開する企業
JMDC(以下、同社)は、主に健康保険組合から得られた医療データをビッグデータ化し、有用なデータに変換して提供することを主要業務としている。
前身は 02 年 1 月に設立された日本医療データセンターで、オリンパス(7733 東証一部)の子会社となった時期を経て、ノーリツ鋼機(7744 東証一
部)の子会社となり、現在に至っている。
医療情報というセンシティブな情報を収集するインプット部分と、ビッグデータ化して有用なデータとして提供するアウトプット部分で構成されるが、事業開始が早かったという先行者利得もあり、インプット部分とアウトプット部分がうまく機能しあって展開されている。
同社の事業は、中核事業であるヘルスビッグデータ事業に加え、遠隔医療事業、調剤薬局支援事業の 3 つの報告セグメントに分類される。
18/3 期まではヘルスビッグデータ事業のみだったが、19/3 期より遠隔医療事業と調剤薬局支援事業が加わった。3 事業とも黒字だが、ヘルスビッグデータ事業と遠隔医療事業で利益のほとんどを稼いでいる。
なお、現時点では 3 事業の間に強いシナジーがあるわけではないが、将来的には、ヘルスビッグデータ事業で構築されるビッグデータに、遠隔医療事業と調剤薬局支援事業のデータを加えていく、またはヘルスビッグデータ事業のビッグデータを両事業で利活用していくという関係にしていく方針である
JMDC(以下、同社)は、主に健康保険組合から得られた医療データをビッグデータ化し、有用なデータに変換して提供することを主要業務としている。
前身は 02 年 1 月に設立された日本医療データセンターで、オリンパス(7733 東証一部)の子会社となった時期を経て、ノーリツ鋼機(7744 東証一
部)の子会社となり、現在に至っている。
医療情報というセンシティブな情報を収集するインプット部分と、ビッグデータ化して有用なデータとして提供するアウトプット部分で構成されるが、事業開始が早かったという先行者利得もあり、インプット部分とアウトプット部分がうまく機能しあって展開されている。
同社の事業は、中核事業であるヘルスビッグデータ事業に加え、遠隔医療事業、調剤薬局支援事業の 3 つの報告セグメントに分類される。
18/3 期まではヘルスビッグデータ事業のみだったが、19/3 期より遠隔医療事業と調剤薬局支援事業が加わった。3 事業とも黒字だが、ヘルスビッグデータ事業と遠隔医療事業で利益のほとんどを稼いでいる。
なお、現時点では 3 事業の間に強いシナジーがあるわけではないが、将来的には、ヘルスビッグデータ事業で構築されるビッグデータに、遠隔医療事業と調剤薬局支援事業のデータを加えていく、またはヘルスビッグデータ事業のビッグデータを両事業で利活用していくという関係にしていく方針である