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6578 東証スタンダード(サービス業)

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エヌリンクス

新規上場会社紹介レポート

(公開日 2018.05.08)

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概要(レポートから抜粋)

◆NHKからの業務受託が現在の収益柱
エヌリンクス(以下、同社)の現在の収益の柱はNHKの放送受信料の契約・収納業務を代行する営業代行事業であ り、10年3月の同社設立以降、NHKから継続して受託している。18/2期のセグメント別売上構成比をみると営業代行事業が80.0%、メディア事業が19.6%、その他事業が0.4%となっている。

営業代行事業では基本的に行政区単位の入札によって契約を獲得するが、同社は18/2期末の時点で28件の契約を締結している。契約期間は1~5年であるが、契約数を増やすことで成長を続けている。また受け取る業務委託費は固定部分と成果報酬部分に分かれるが、ウエイトは後者の方が高いようである。

メディア事業は大きく賃貸住宅仲介関連の「イエブラ」とゲーム攻略サイト「アルテマ」を運営する ビジネスからなっており、18/2期の売上高は「イエブラ」が404百万円、「アルテマ」が370百万円となっている。

◆採用ノウハウを含め営業力で優位性を確保
NHK の入札では価格点と企画点を合計した総合点により 営業代行事業者が決定される。価格点は落札予定価格の7割を下限として入札価格が低ければ低いほど点数が高くなる。一方の企画点は達成率などの過去の実績及び人員の採用力や教育環境などの社内体制が点数化されるが、とりわけ、落札から半年程度で営業要員の確保など体制を整備する必要性から採用計画が重要な評価対象となっている。

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