概要(レポートから抜粋)
◆首都圏で展開する独立系食品スーパーマーケット
・ジャパンミート(以下、同社)は、茨城県を中心に首都圏で食品スーパーをテナント形態や単独店舗で運営する独立系のチェーンストアである。
・連結子会社が、東京都を中心に単独店舗の「肉のハナマサ」を展開するほか、茨城県近郊に焼肉店などの外食事業も手掛けている。
◆17年7月期決算は7%増収、8%営業減益
・17/7期決算は、6.8%増収、7.7%営業減 益であった。期初時点では見込んでいなかった大型店の出店やM&Aの実施により、売上高は計画を上回ったものの、出店に伴う損失や、株式取得関連費用が計上されたため、営業利益は計画未達を余儀なくされた。
◆18年7月期の会社計画は6%増収、6%営業増益
・18/7期について同社は、前期に出店した5店舗と買収した2社が通期で寄与することなどを背景に、5.7%増収、5.8%営業増益を計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、17/7期実績が従来想定を下回ったスーパーマーケット事業の営業利益を中心に18/7期の業績予想を見直し、売上高は109,891百万円→112,133百万円(前期比8.1%増)に、営業利益は4,763百万円→4,194百万円(同6.1%増)に修正した。
◆18年7月期から増収増益基調に戻ると予想
・大型店の出店やM&Aの実施が重なったため、17/7期は減益を余儀なくされたが、当センターでは、出店ペースの加速などがなければ、減益要因の影響が軽減していく18/7期以降は増収増益基調に戻ると予想している。
・当センターは、大手小売業者による生鮮品宅配サービスの強化により、業績への影響を受ける可能性がある点に、長期的な観点から注意が必要と考えている。
・ジャパンミート(以下、同社)は、茨城県を中心に首都圏で食品スーパーをテナント形態や単独店舗で運営する独立系のチェーンストアである。
・連結子会社が、東京都を中心に単独店舗の「肉のハナマサ」を展開するほか、茨城県近郊に焼肉店などの外食事業も手掛けている。
◆17年7月期決算は7%増収、8%営業減益
・17/7期決算は、6.8%増収、7.7%営業減 益であった。期初時点では見込んでいなかった大型店の出店やM&Aの実施により、売上高は計画を上回ったものの、出店に伴う損失や、株式取得関連費用が計上されたため、営業利益は計画未達を余儀なくされた。
◆18年7月期の会社計画は6%増収、6%営業増益
・18/7期について同社は、前期に出店した5店舗と買収した2社が通期で寄与することなどを背景に、5.7%増収、5.8%営業増益を計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、17/7期実績が従来想定を下回ったスーパーマーケット事業の営業利益を中心に18/7期の業績予想を見直し、売上高は109,891百万円→112,133百万円(前期比8.1%増)に、営業利益は4,763百万円→4,194百万円(同6.1%増)に修正した。
◆18年7月期から増収増益基調に戻ると予想
・大型店の出店やM&Aの実施が重なったため、17/7期は減益を余儀なくされたが、当センターでは、出店ペースの加速などがなければ、減益要因の影響が軽減していく18/7期以降は増収増益基調に戻ると予想している。
・当センターは、大手小売業者による生鮮品宅配サービスの強化により、業績への影響を受ける可能性がある点に、長期的な観点から注意が必要と考えている。