概要(レポートから抜粋)
◆ 買取ったブランド品等を主に業者へ販売するリユース会社
・バリュエンスホールディングス(以下、同社)は、バッグ等のブランド品、時計、宝飾品、貴金属、骨董・美術品を一般消費者から買取り、商品の種類や特性に応じて異なる販路で販売するリユース会社である。
・19/8 期の販路別売上高構成比は、業者向け自社オークションが 62.3%、業者への卸売が 33.2%、小売が 4.5%である。
◆ 20 年 8 月期上期決算は 7%増収、41%営業減益
・20/8 期第 2 四半期累計期間(以下、上期)の決算は、7.1%増収、40.5%営業減益であった。仕入高の伸び悩みや、利益率が低い地金の買取量急増等による売上総利益率の低下、株式報酬費用や広告宣伝費等のコストの増加により、大幅減益となった。
◆ 20 年 8 月期の会社計画は取り下げられた
・20/8 期について同社は、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛等の影響を正確に把握することは困難であるとし、15.6%増収、18.3%営業増益を見込んでいた期初計画を取り下げた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、20/8 期上期実績や新型コロナウイルス問題の影響等を踏まえて 20/8 期の業績予想を見直し、売上高は 43,760 百万円→38,270 百万円(前期比 1.2%増)に、営業利益は2,694 百万円→1,008 百万円(同 55.0%減)に修正した。
◆ 21 年 8 月期からの業績回復を予想する
・当センターでは、買取店舗の増加や営業正常化による仕入高の拡大、国内自社オークションの完全オンライン化、事業者からの委託出品手数料収入の増加等により、21/8 期からの業績回復を予想する。
・21/8 期は 21.4%増収、178.3%営業増益、22/8 期は 7.4%増収、12.4%営業増益と予想する。
・バリュエンスホールディングス(以下、同社)は、バッグ等のブランド品、時計、宝飾品、貴金属、骨董・美術品を一般消費者から買取り、商品の種類や特性に応じて異なる販路で販売するリユース会社である。
・19/8 期の販路別売上高構成比は、業者向け自社オークションが 62.3%、業者への卸売が 33.2%、小売が 4.5%である。
◆ 20 年 8 月期上期決算は 7%増収、41%営業減益
・20/8 期第 2 四半期累計期間(以下、上期)の決算は、7.1%増収、40.5%営業減益であった。仕入高の伸び悩みや、利益率が低い地金の買取量急増等による売上総利益率の低下、株式報酬費用や広告宣伝費等のコストの増加により、大幅減益となった。
◆ 20 年 8 月期の会社計画は取り下げられた
・20/8 期について同社は、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛等の影響を正確に把握することは困難であるとし、15.6%増収、18.3%営業増益を見込んでいた期初計画を取り下げた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、20/8 期上期実績や新型コロナウイルス問題の影響等を踏まえて 20/8 期の業績予想を見直し、売上高は 43,760 百万円→38,270 百万円(前期比 1.2%増)に、営業利益は2,694 百万円→1,008 百万円(同 55.0%減)に修正した。
◆ 21 年 8 月期からの業績回復を予想する
・当センターでは、買取店舗の増加や営業正常化による仕入高の拡大、国内自社オークションの完全オンライン化、事業者からの委託出品手数料収入の増加等により、21/8 期からの業績回復を予想する。
・21/8 期は 21.4%増収、178.3%営業増益、22/8 期は 7.4%増収、12.4%営業増益と予想する。