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プラッツ

アップデートレポート

(公開日 2018.10.19)

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概要(レポートから抜粋)

「低価格」と「高品質・高機能」両立でシェアを拡大してきた介護用電動ベッドメーカー
19年6月期は増収と売上総利益率の改善による営業増益を見込む

◆会社概要
・プラッツ(以下、同社)は、介護用電動ベッドメーカーである。低価格と高品質・高機能を両立させた製品を投入することを特徴とし、在宅利用の介護用電動ベッドのレンタル市場を中心にシェアを拡大してきた。

◆18年6月期決算
・18/6期決算は、売上高が5,559百万円(前期比9.6%増)、営業利益が132百万円(同35.1%減)、経常利益が325百万円(同24.1%減)となった。主力の福祉用具流通市場向けが堅調だったほか、医療・高齢者施設市場向けと海外市場向けの増収が大きかった。それでも営業減益となったのは、棚卸資産の低価法評価損失の発生や円安の進行による売上総利益率の悪化によるところが大きかった。

◆19年6月期業績予想
・19/6期業績について、同社は売上高6,320百万円(前期比13.7%増)、営業利益310百万円(同136.6%増)、経常利益410百万円(同26.0%増)を予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/6期の業績予想について、売上高 は6,273百万円(前期比12.8%増)、営業利益は311百万円(同136.1%増)、経常利益は409百万円(同25.8%増)へ修正した。医療・高齢者施設市場向け及び海外市場向けの拡大が増収を牽引し、売上総利益率の改善が主導する形での営業利益の改善を予想する。

◆今後の注目点
・当センターでは、20/6期以降、年8~11%台の増収が続き、21/6期に売上高営業利益率が7.1%まで上昇すると予想している。高齢者施設市場向けと海外市場向けの伸びの持続性に注目する。
・定期的に行われる介護保険制度見直しに伴う議論の動向と為替の変動には引き続き注意を払っておきたい。

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