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概要(レポートから抜粋)

◆ ビッグデータ・AIソリューションサービス等を展開
・テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(以下、同社)は、AI製品等によるサブスクリプションサービス(ストック型サービス)と、データ解析、分析基盤構築等の個別プロジェクトによるビッグデータ・AIソリューションサービス(フロー型サービス)を展開する情報サービス企業である。

◆ 21年3月期決算は4%減収、60%営業減益
・21/3期決算は、前期比3.9%減収、59.9%営業減益であった。新型コロナウイルス問題を背景とした売上高の落込みに、技術者の増員による売上総利益率の大幅な低下が加わり、大幅な営業減益を余儀なくされた。

◆ 22年3月期の会社計画は19%増収、98%営業増益
・22/3期について同社は、企業のICT投資の増加を背景としたフロー型サービスとストック型サービスの拡大を想定し、前期比19.3%増収、97.5%営業増益を見込んでいる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、既存顧客の売上高の落込みと、従業員の採用抑制等を踏まえて22/3期の業績予想を見直し、売上高を1,545百万円→1,465百万円に下方修正する一方、営業利益を56百万円→90百万円に上方修正した。

◆ 23年3月期売上高予想も減額する一方、中期的な業績回復を予想
・当センターでは、23/3期予想についても、新型コロナウイルス問題の影響を受けた顧客との取引が従来予想水準には達しないと想定し、売上高を下方修正する一方、従業員の採用抑制が継続すると考え、営業利益を上方修正した。
・新型コロナウイルス問題の影響軽減に伴い、既存顧客との取引が増加すると見込んだことや、従業員の採用抑制をしばらく継続し、収益性が改善すると考えたことから、23/3期は8.2%増収、28.8%営業増益、24/3期は7.9%増収、19.8%営業増益と予想した。

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