概要(レポートから抜粋)
自動ドア開閉装置の販売・施工、保守サービスを提供
労務費増でやや停滞するも、関東エリアでの事業拡充を目指す
◆自動ドア開閉装置の販売、保守や修理を行う
・フルテック(以下、同社)は、自動ドア開閉装置の販売、保守や修理を行っている。加えて、サッシ、ドア等の建具製造・販売も行っている。
◆ 18年12月期上期は1.1%減収、30.2%営業減益
・ 18/12 期第2四半期累計期間(以下、上期)の連結業績は、売上高4,870百万円(前年同期比1.1%減)、営業利益175 百万円(同30.2%減)、経常利益190 百万円(同48.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益113 百万円(同55.3%減)となった。
◆通期予想は売上高78億円、営業利益4.5億円を据え置く
・同社は、18/12期業績予想について、売上高7,800百万円、営業利益450百万円を据え置いた。決算期変更により、18/12期は9カ月間の変則決算となっている。上期実績の進捗率は、売上高62.4%、営業利益39.0%と利益の進捗率が低い。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、 同社の上期実績を考慮に入れ、18/12期業績予想を売上高7,781百万円(前回予想7,846百万円)、営業利益444百万円(同460百万円)、経常利益454百万円(同470百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益276百万円(同286百万円)へ下方修正した。
◆投資に際しての留意点
・同社が採用している自動ドアの約6割は寺岡オートドアから仕入れており、テラオカブランドの製品に事故が起こった際には、間接的に同社の売上に影響を及ぼす可能性がある。
・同社は、東京五輪に向けて、民間の再開発事業及びビルのリノベーションに拍車がかかり、東京を中心に今後2年間旺盛な建築需要が見込まれるとしている。五輪後は、東京では再開発案件等の掘り起こしを狙っているようであるが、反動で一時的な需要の停滞等の可能性がある。
労務費増でやや停滞するも、関東エリアでの事業拡充を目指す
◆自動ドア開閉装置の販売、保守や修理を行う
・フルテック(以下、同社)は、自動ドア開閉装置の販売、保守や修理を行っている。加えて、サッシ、ドア等の建具製造・販売も行っている。
◆ 18年12月期上期は1.1%減収、30.2%営業減益
・ 18/12 期第2四半期累計期間(以下、上期)の連結業績は、売上高4,870百万円(前年同期比1.1%減)、営業利益175 百万円(同30.2%減)、経常利益190 百万円(同48.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益113 百万円(同55.3%減)となった。
◆通期予想は売上高78億円、営業利益4.5億円を据え置く
・同社は、18/12期業績予想について、売上高7,800百万円、営業利益450百万円を据え置いた。決算期変更により、18/12期は9カ月間の変則決算となっている。上期実績の進捗率は、売上高62.4%、営業利益39.0%と利益の進捗率が低い。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、 同社の上期実績を考慮に入れ、18/12期業績予想を売上高7,781百万円(前回予想7,846百万円)、営業利益444百万円(同460百万円)、経常利益454百万円(同470百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益276百万円(同286百万円)へ下方修正した。
◆投資に際しての留意点
・同社が採用している自動ドアの約6割は寺岡オートドアから仕入れており、テラオカブランドの製品に事故が起こった際には、間接的に同社の売上に影響を及ぼす可能性がある。
・同社は、東京五輪に向けて、民間の再開発事業及びビルのリノベーションに拍車がかかり、東京を中心に今後2年間旺盛な建築需要が見込まれるとしている。五輪後は、東京では再開発案件等の掘り起こしを狙っているようであるが、反動で一時的な需要の停滞等の可能性がある。