KYOKUTO SANKI(6233 TSE Standard)
概要(レポートから抜粋)
職人の技術を自動化・省力化するノウハウを特徴とするFA機器メーカー
11年以降実施してきた構造改革の成果が結実
◆職人技術の自動化・省力化を得意とするFA機器メーカー
極東産機(以下、同社)は、機械化が困難とされる職人技術の自動化、省力化を実現する機器を製造するFA機器メーカーである。畳製造装置や壁紙糊付機が、同社の主力の製品となる。これらの開発で培われたコア技術を活かし、二次電池製造装置等のハイテク機器や食品機器の開発・製造にも展開しており、これらの利益への貢献度合いも高まっている。
同社の事業は、プロフェッショナル、コンシューマ、インダストリーの3つの報告セグメントに分類される。プロフェッショナルセグメントは住宅分野の動向との連動性が高いが、コンシューマセグメントとインダストリーセグメントは住宅分野の動向の影響を受けにくい。全体として、以前は住宅分野依存型の事業構造だったが、11年以降に実施した構造改革により、住宅分野への依存度は低下傾向にある。
直近の17/9期の売上高の4分の3程度がプロフェッショナルセグメントによるものだが、利益率の改善が著しいインダストリーセグメントの利益貢献が大きくなってきている。
◆技術の蓄積が最大の競争力の源泉
機械化が困難な職人技術の自動化・省力化を事業テーマとする同社は、長年の開発を通じて、「裁断」、「検尺」、「塗布」、「縫製」、「剥離」、「折畳」、「測定」の7つの基本要素技術(コア技術)を有しており、同社の最大の競争力の源泉となっている。また、開発を通じて蓄積してきた技術については、特許取得を進めてきた。15/9期以降は、年間15件超のペースで特許を出願している。
11年以降実施してきた構造改革の成果が結実
◆職人技術の自動化・省力化を得意とするFA機器メーカー
極東産機(以下、同社)は、機械化が困難とされる職人技術の自動化、省力化を実現する機器を製造するFA機器メーカーである。畳製造装置や壁紙糊付機が、同社の主力の製品となる。これらの開発で培われたコア技術を活かし、二次電池製造装置等のハイテク機器や食品機器の開発・製造にも展開しており、これらの利益への貢献度合いも高まっている。
同社の事業は、プロフェッショナル、コンシューマ、インダストリーの3つの報告セグメントに分類される。プロフェッショナルセグメントは住宅分野の動向との連動性が高いが、コンシューマセグメントとインダストリーセグメントは住宅分野の動向の影響を受けにくい。全体として、以前は住宅分野依存型の事業構造だったが、11年以降に実施した構造改革により、住宅分野への依存度は低下傾向にある。
直近の17/9期の売上高の4分の3程度がプロフェッショナルセグメントによるものだが、利益率の改善が著しいインダストリーセグメントの利益貢献が大きくなってきている。
◆技術の蓄積が最大の競争力の源泉
機械化が困難な職人技術の自動化・省力化を事業テーマとする同社は、長年の開発を通じて、「裁断」、「検尺」、「塗布」、「縫製」、「剥離」、「折畳」、「測定」の7つの基本要素技術(コア技術)を有しており、同社の最大の競争力の源泉となっている。また、開発を通じて蓄積してきた技術については、特許取得を進めてきた。15/9期以降は、年間15件超のペースで特許を出願している。