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6184 東証プライム(サービス業)

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鎌倉新書

アップデートレポート

(公開日 2017.10.27)

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概要(レポートから抜粋)

◆会社概要
・鎌倉新書(以下、同社)は、人の供養に関係するライフエンディング業界において、インターネットメディアを運営する事業を展開している。業界の事業者に対してユーザーを紹介することで得られる成約報酬が主な収益源である。また、祖業の出版事業も有している。

◆18年1月期上期決算
・18/1期第2四半期累計期間(以下、上期)決算は、売上高808百万円(前年同期比26.1%増)、営業利益194百万円(同21.7%増)で、通期計画に対し、想定よりも高い進捗率だった模様である。
・WEBサービスの売上高を決定する紹介数、成約率、手数料単価のうち、紹介数の増加と成約率の上昇が増収につながった。一方、手数料単価は既存3事業とも通期の会社計画の水準を下回って推移した。

◆18年1月期業績予想
・18/1期業績について、同社は売上高1,700百万円(前期比27.6%増)、営業利益420百万円(同28.3%増)という期初予想を据え置いている。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、18/1期の業績予想を、売上高1,703百万円(前回1,697百万円)、営業利益452百万円(同437百万円)と若干引き上げた。18/1期上期までの状況を受け、成約数(紹介数×成約率)の増加 、手数料単価の低下を織り込んで調整した。

◆今後の注目点
・当センターでは、19/1期以降、年16~17%の増収が続く一方、人員増等による費用増を吸収し、20/1期の売上高営業利益率は29.5%まで上昇するものと予想した。
・18/1期上期決算の公表と同時に、社長交代が発表された。会長(前社長)と新社長の代表取締役2名体制となり、経営がどのように変化するかに注目している。

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