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5588 東証グロース(情報・通信)

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ファーストアカウンティング

ベーシックレポート

(公開日 2025.04.11)

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Fast Accounting(5588 TSE Growth)

概要(レポートから抜粋)

1.会社概要
・ファーストアカウンティングは、「AIと最先端技術を活用して、顧客と取引先にシームレスで効率的な商取引を提供し、生産性の向上と社会の発展を支援する。」というミッションを掲げ、AIを活用して企業の経理業務を自動化、効率化するAIソリューション事業(経理AI事業)を行っている。

2.財務面の分析
・売上高はファーストアカウンティングのサービスの導入社数の増加に伴い拡大が続いており、直近5期(20/12期~24/12期)の年平均成長率は50%超である。一方、エンジニアや営業人員の採用に伴う費用、AI学習のためのデータ作成に係る費用などの負担により22/12期まで経常損失が続いた。23/12期に大幅な増収に伴い固定費負担が軽減して黒字化を果たし、24/12期の売上高は前期比38.5%増、経常利益は同56.4%増と導入社数の順調な増加により高い伸びとなっている。

3.非財務面の分析
・知的資本の源泉は、ファーストアカウンティングが創業以来蓄積してきたAIを活用した経理業務のDX推進に関するノウハウや、販売パートナーといった関係資本などにあると考えられる。

4.経営戦略の分析
・ファーストアカウンティングは、持続的な事業規模拡大のために、AIの活用によるOCR処理の精度向上や海外展開などに取り組んでおり、25年2月には米国で事業を開始している。

5.アナリストの評価
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、蓄積したノウハウや高い開発力を活かし、様々な業種の企業の経理業務の効率化に役立つサービス提供を行っている点がファーストアカウンティングの強みと評価している。
・当センターではファーストアカウンティングの業績について、25/12期は会社計画を若干上回る39.1%増収、34.3%営業増益を予想し、26/12期以降も導入社数の増加が寄与して増収増益が続くと予想した。

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