概要(レポートから抜粋)
◆ 会社概要
・新日本製薬(以下、同社)は、オールインワン基礎化粧品やヘルスケア商品のファブレスメーカーで、「パーフェクトワン」はオールインワンスキンケア化粧品の分野でトップシェアを獲得している旗艦ブランドである。
◆ 20 年 9 月期決算
・20/9 期決算は、売上高 33,728 百万円(前期比 0.5%増)、営業利益 3,329百万円(同 16.2%増)となった。新型コロナウイルス禍の影響を一部受けたものの、化粧品販売が堅調で増収を確保した。また、マーケティング投資の計画変更やオペレーションコストの効率化により、期初計画を上回る増益となった。
◆ 21 年 9 月期業績予想
・21/9期業績について、同社は、売上高35,000百万円(前期比3.8%増)、営業利益 3,500 百万円(同 5.1%増)を計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、21/9 期の業績予想を、売上高 35,117 百万円(前期比 4.1%増)、営業利益 3,577 百万円(同7.5%増)とした。新商品投入を予定している通信販売、取り扱い店舗数が増加する卸売販売、EC が拡大する海外販売の増収を想定した。また、コスト効率化も進むことで売上高営業利益率も 10.2%まで上昇すると予想した。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、22/9 期は前期比 6.8%増収、23/9 期は同 6.5%増収となり、売上高営業利益率は 22/9 期 10.2%、23/9 期 10.3%と 21/9 期と同水準で推移すると予想した。
・新型コロナウイルス禍による負の影響は対応できる範囲に留まるものと確認でき、今後は売上高 400 億円を視野に入れる成長戦略の進捗に焦点が移っていこう。成長戦略の一環で新たに立ち上げたスマートヘルスケア事業での新商品投入も始まり、まずはその動向に注目したい。
・新日本製薬(以下、同社)は、オールインワン基礎化粧品やヘルスケア商品のファブレスメーカーで、「パーフェクトワン」はオールインワンスキンケア化粧品の分野でトップシェアを獲得している旗艦ブランドである。
◆ 20 年 9 月期決算
・20/9 期決算は、売上高 33,728 百万円(前期比 0.5%増)、営業利益 3,329百万円(同 16.2%増)となった。新型コロナウイルス禍の影響を一部受けたものの、化粧品販売が堅調で増収を確保した。また、マーケティング投資の計画変更やオペレーションコストの効率化により、期初計画を上回る増益となった。
◆ 21 年 9 月期業績予想
・21/9期業績について、同社は、売上高35,000百万円(前期比3.8%増)、営業利益 3,500 百万円(同 5.1%増)を計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、21/9 期の業績予想を、売上高 35,117 百万円(前期比 4.1%増)、営業利益 3,577 百万円(同7.5%増)とした。新商品投入を予定している通信販売、取り扱い店舗数が増加する卸売販売、EC が拡大する海外販売の増収を想定した。また、コスト効率化も進むことで売上高営業利益率も 10.2%まで上昇すると予想した。
◆ 今後の注目点
・当センターでは、22/9 期は前期比 6.8%増収、23/9 期は同 6.5%増収となり、売上高営業利益率は 22/9 期 10.2%、23/9 期 10.3%と 21/9 期と同水準で推移すると予想した。
・新型コロナウイルス禍による負の影響は対応できる範囲に留まるものと確認でき、今後は売上高 400 億円を視野に入れる成長戦略の進捗に焦点が移っていこう。成長戦略の一環で新たに立ち上げたスマートヘルスケア事業での新商品投入も始まり、まずはその動向に注目したい。